【1部・第15節】筑波大学・明治大学はともに勝利で首位戦線は動かず。東京国際大学が敗れ中央大学が3位に、東洋大学が4位に浮上

チーム・協会

【試合結果】JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦・1部リーグ第15節

【©JUFA】

 『JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦』。1部リーグ第15節は、9月28日(土)に5試合、9月29日(日)に1試合が行われた。

 9月25日(水)に行われた第12節の延期試合で桐蔭横浜大学に引き分け、筑波大学と同勝点ながら得失点差で首位に浮上した明治大学。最下位・関東学院大学との試合は開始早々の3分、中村草太、藤森颯太とつないで最後は真鍋隼虎がシュートを突き刺して先制。明大はその2分後にも、相手のパスミスからボールを奪った藤森が追加点。開始わずか5分で明大が2-0とリードした。その後、関東大に1点を返されるが、後半にも1点を加えて1-3に。その後、後がない関東大も76分、石川穂高がミドルシュートを決めて1点差に追いつくが、明大が最後までリードを守りきって2-3で勝利。首位の座を守った。

 2位・筑波大学は7位・流通経済大学との"茨城ダービー"に0-4と快勝。前半こそ田村蒼生が得たペナルティーキックでの1点に留まったが、試合終盤にゴールラッシュとなり角昂志郎、内野航太郎が立て続けに追加点。終盤間際には安藤寿岐がダメ押しの4点目を挙げて、明大と同じ勝点35をキープ。首位にピタリと追随する。

 3位の東京国際大学は自動降格圏に沈む11位・駒澤大学に敗戦。58分に崎山友太が挙げた1点を守りきった駒大は10位に浮上。自動降格圏から脱出した。一方、4位の中央大学は降格圏の10位・国士舘大学と接戦の末、終了間際のゴールで3-2と競り勝ち3位に浮上。また5位の東洋大学も8位の日本大学に1-3で勝利したため4位に順位を上げ、東国大が5位に後退した。

 唯一の29日(日)開催となった6位・東海大学と9位・桐蔭横浜大学の試合は、桐蔭大が肥田野蓮治のゴールで先制するも、90分に東海大・桑山侃士が同点弾を決め、1-1のドローで終了かと思われた。だか、桐蔭大は終了間際の90+6分、85分から出場の岡崎寅太郎が敵的な勝ち越し点。桐蔭大が2-1で勝利し、一気に6位に浮上した。

 今節敗れた東海大、流経大、日大、国士大はすべて順位をひとつずつ落とす結果に。国士大は再び自動降格圏に沈むこととなったが、6位・桐蔭大から11位の国士大までは4ポイント内に6チームがひしめく大混戦模様に。順位の上下に一喜一憂することのできない厳しい状況が続いている。

 次節、第16節は10月5日(土)、10月6日(日)に開催。夏季ナイター期間を終え、次節からは、原則14:00キックオフの昼間の試合に戻る。

【©JUFA】

全試合結果と得点者

東京国際大 0(0-0)1 駒澤大
得点者)【駒大】崎山友太

日本大 1(0-1)3 東洋大
得点者)【日大】田中慶汰【東洋大】稲村隼翔、荒井涼、増田鈴太郎

流通経済大 0(0-1)4 筑波大
得点者)【筑波大】田村蒼生、角昂志郎、内野航太郎、安藤寿岐

国士舘大 2(1-0)3 中央大
得点者)【国士大】東川続×2【中大】持山匡佑×2、星野創輝

関東学院大 2(1-2)3 明治大
得点者) 【関東大】堀金峻明、石川穂高【明大】真鍋隼虎、藤森颯太、島野怜

桐蔭横浜大 2(1-0)1 東海大
得点者)【桐蔭大】肥田野蓮治、岡崎寅太郎【東海大】桑山侃士
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

一般財団法人関東大学サッカー連盟は、関東地域における大学サッカーの水準向上と普及、加盟チーム相互の親睦共励、そして広く社会に貢献できる学生を育成することを目的に、1924年に創設されました。主要大会のひとつである『関東大学サッカーリーグ戦』では関東7地域から36大学が参加し、1部~3部のカテゴリーで熱戦を繰り広げています。近年は日本代表にも多くの選手を輩出するなど、通年でレベルの高い試合を展開しています。また主管大会として、大学の日本一を決める『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)などの全国大会も実施しています。

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント