【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「3年生として泥臭い部分を頑張りたい」 岐阜女子 #12 岡田紬葵
【©U18日清食品リーグ】
まず先手を打ったのは岐阜女子。#6 三宅香菜選手(2年/172cm)の2本の3ポイントシュートなどで開始5分半、12-4とリードします。その後も#10 小松美羽選手(2年/163cm)やや#9 杉浦結菜選手(2年/172cm)が激しいディフェンスから得点を重ね、第1クォーターは19-9と、この10分間で10点のリードに成功しました。
第2クォーター、岐阜女子は控えの#12 岡田紬葵選手(3年/170cm)が、「自分のやるべきことを徹底して、チームに良い流れを持ってこようと思いました」と積極性を見せ、3ポイントシュートやバスケットカウントを決める活躍。昭和学院のビッグマン、#8 山下笑伶奈選手(3年/181cm)にマークされても、ピック&ポップで外に広がってこのクォーターだけで3本の3ポイントシュートを決めてみせます。33-19と、岐阜女子が14点リードして前半を終えました。
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この試合、岐阜女子のスコアリーダーとなったのが3ポイントシュートを5/7の確率で決め、21得点を挙げた岡田(紬)選手です。インターハイではほとんどプレータイムを得られませんでしたが、この秋、岐阜県の成年国体のメンバーに選ばれ、慣れないセンターポジションを経験。
「大きな相手に対して、自分の強みであるスピードのミスマッチや3ポイントシュートを積極的に狙うことが大事だと感じましたし、ディフェンスではもっと体を張ることが必要なのだと勉強になりました」と言い、この昭和学院戦でもその学びを大いに生かしたようです。得点のみならず、相手のセンターへの体を張ったディフェンスや、味方を生かすスクリーナーの役割でも大いにチームに貢献しました。
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ベンチから出る岡田(紬)選手らの存在感が強まれば、岐阜女子の強みである“総合力”はより一層高まるはず。「U18日清食品トップリーグ2024」で実戦経験を積みながら急成長している岡田(紬)選手は、チーム浮沈の大きなカギを握る存在です。
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