日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会 ユニテックスHDカップ2024・最終ラウンド
ーーー最終成績ーーー
【©PGA】
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倉本が自滅して優勝がコロがり込んできたようにも見えるが、強風が吹いた最終日にゴールドの部でアンダーパーをマークしたのは「66」の室田と、「70」の重信秀人しかいない。2日間を通じてもアンダーパーは、室田と直道の2人だけだった。
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「飛ばなくなったからフェアウェイに行くのよ」というドライバーの飛距離は69歳にして250ヤード。全長6083ヤードのコースではセカンドは100ヤード前後しか残らない。「あと30ヤード飛べば、レギュラーでやるよ」と冗談まで飛び出した。
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現在の対策は「ボールを見ないこと」だという。「目をつぶっているんじゃないよ。2メートルくらいのカップがすぐそこに見えているときにボールを見ていると、無意識にフェース面がちょっとズレて打ち出しが変わる。だから外れる。それが大事なときにね。ヘッドを追ったり、下の芝を見ている方が入る」と、シニアツアー歴代2位の20勝を挙げた鉄人は語る。
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「俺は7月に69歳になったけど、67とか68のときは難しかった。3アンダーまではスッと行くけど、あと1個がプレッシャーでなかなか獲れない。でも69歳になると2アンダーくらいになったら大丈夫だなと思えるようになった」。
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「やっぱり優勝するとか、優勝争いをすると気持ちが前向きになる。これがないとやっていて楽しくない。ただ回っているだけ。きょうは良かった。ちょっと明るくなってきた。来週のシニアプロが楽しみだな」。調子を上げて迎える次週の「日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP」でも、室田のエージシュートが期待できそうだ。
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