9月28日、パーソル パ・リーグ公式戦3試合が行われる。

　楽天モバイルパーク宮城では13時から、東北楽天とオリックスの第23回戦が行われる。

【対戦成績】東北楽天（4位）対オリックス（5位）10勝12敗

【予告先発】
東北楽天：田中将大投手 5試合0勝2敗、防御率3.91（二軍成績）
オリックス：高島泰都投手 20試合1勝2敗、防御率4.24

　東北楽天・田中将大投手が今季初めて一軍のマウンドに上がる。昨年10月に右肘の手術を行った田中投手は、今季ファームで5試合に登板しており、前回の9月13日・北海道日本ハム戦では7回7安打無四死球3失点（自責点2）の内容だった。現在チームは3位・千葉ロッテと1ゲーム差。ベテランの頼もしい投球に期待したい。

　対するオリックスの予告先発・高島泰都投手も、約1カ月ぶりの一軍登板となる。2日の東北楽天戦で4.1回7安打5失点と打ち込まれ、翌日登録抹消。以降はファーム2試合に登板し、いずれも6回を無失点に抑えている。前回対戦のリベンジを果たせるか。

　ベルーナドームでは13時から、埼玉西武と千葉ロッテの第24回戦が行われる。

【対戦成績】埼玉西武（6位）対千葉ロッテ（3位）4勝19敗

【予告先発】
埼玉西武：上田大河投手 16試合0勝0敗、防御率3.26
千葉ロッテ：西野勇士投手 19試合8勝8敗、防御率3.36

　埼玉西武は、ドラフト2位ルーキーの上田大河投手がプロ初先発に臨む。22日の千葉ロッテ戦では2番手として3イニングを投げ、6安打3失点と捉えられてしまったが、「その後、できたこととできなかったことの整理はできていますし、その反省点を生かすチャンスが来たと思っています」と前を向いている。埼玉西武一筋12年、守護神も務めた増田達至投手の引退試合を白星で飾るべく、試合をつくる投球を披露したい。

　対する千葉ロッテでは藤岡裕大選手に注目。26日の試合では2安打を放っており、前回の埼玉西武2連戦でも計9打数5安打1打点を記録した。22日の上田投手との対戦では、4回裏に追加点の足がかりとなるヒットを打っている。4位・東北楽天に、1ゲーム差に迫られているなか、打線に火をつける活躍に期待だ。

　エスコンフィールドでは14時から、北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第24回戦が行われる。

【対戦成績】北海道日本ハム（2位）対福岡ソフトバンク（1位）11勝11敗1分

【予告先発】
北海道日本ハム：北山亘基投手 12試合5勝1敗、防御率2.29
福岡ソフトバンク：東浜巨投手 10試合3勝2敗、防御率3.12

　26日に東北楽天を下し、6年ぶりのパーソル CS パ進出を決めた北海道日本ハム。同点の24号ソロを放ったレイエス選手は、8日のオリックス戦から13試合連続安打、今月は打率.338、8本塁打、18打点と勢いが止まらない。勝利すれば2位が確定し、ファーストステージの本拠地開催が決まるこの試合でも、豪快な一発が生まれるか。

　対する福岡ソフトバンクは、東浜巨投手が約2カ月半ぶりに一軍で登板する。2回2失点で降板した7月10日のオリックス戦以降、ファームで9試合に登板し調整を続けてきた東浜投手。昨年8月4日以来となるエスコンフィールドのマウンドでどのような投球を披露するか注目だ。