ラリーガ EA SPORTS 、第８節プレビュー
９月２８日（土）の１戦目はヘタフェ対アラベス。１９位に沈むヘタフェはいまだ未勝利。ホームでは３戦３分の失点１と手堅く勝ち点１を手にしてきたが、７試合でわずか３ゴールの得点力不足は深刻だ。一方のアラベスはここまで３勝１分３敗と健闘している反面、アウェーでは４試合で９失点を重ねている。お互い明確な課題を抱える中、共に古巣対決となるホセ・ボルダラス、ルイス・ガルシア・プラサ両監督がどのような解決策を提示するか注目したい。
現地時間１８時半には、共に勝ち点５で１６、１７位に低迷するレアル・ソシエダとバレンシアが対戦する。レアル・ソシエダは前節まで５戦未勝利、しかも４試合も無得点が続く。後がない状況下、水曜のヨーロッパリーグ初戦では主力の大半を休ませており、今節はベストメンバーを揃えて必勝体制で臨むはずだ。バレンシアは前節までのホーム２連戦で勝ち点４を加え、どん底からは脱出した。ただここまでアウェーでは３戦３敗であり、今節も苦しい戦いを強いられそうだ。
土曜の夜には首位バルセロナがオサスナとのアウェー戦に挑む。バルセロナはここまで無傷の７連勝。前節はロベルト・レバンドフスキが唯一のゴールを挙げ、ヘタフェを１ー０で下している。レバンドフスキはここ２試合で３ゴールを加え、早くも今季７得点。昨季のオサスナ戦でも終盤にPKによる決勝点を決めており、３戦連発に期待がかかる。
アトレティック・クルブはホームでセビージャと対戦する。ラリーガ EA SPORTS で３連勝と勢いに乗るアトレティックにとっては、敵地でローマと１ー１で引き分けた木曜のヨーロッパリーグ初戦から中２日で臨む厳しい一戦。ここ３試合で２勝を挙げ、徐々に調子を上げ始めているセビージャにも勝機はあるか。
日曜の３戦目はベティス対エスパニョール。ベティスは先週末のマジョルカ戦で痛いホーム初黒星を喫したばかり。ミッドウィークのラスパルマス戦も引き分けで終えており、上位争いに踏みとどまるためにもベニト・ビジャマリンでの強さを取り戻したいところだ。
レアル・マドリーは前節に負傷したキリアン・エムバペが欠場するが、チームはチャンピオンズリーグを含め５連勝中。アトレティコもここまで４勝３分と無敗を維持し、チャンピオンズリーグでも白星スタートを切っている。エムバペの欠場は残念だが、フリアン・アルバレスやコナー・ギャラガー、エンドリックら両チームの新戦力が初のダービーでどのような活躍を見せるか楽しみだ。
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