【スキー】ジャンプ グランプリ・ルシュノヴ大会 丸山希選手が2戦連続表彰台! 二階堂蓮選手は抜群の好相性を見せつけ2位も「少し悔しい」

チーム・協会
 ノルディックスキー・ジャンプのグランプリが9月21、22日にルーマニア・ルシュノヴで行われ、日本チームは女子で丸山希選手(北野建設SC)、男子で二階堂蓮選手(日本ビールスキー部)が表彰台に上がりました。

 男女ともノーマルヒルで個人2戦が行われ、丸山選手は初日の第5戦で3位、翌日の第6戦は2位に入りました。2日目は1回目1位から逆転され惜しくも僅差でグランプリ初優勝を逃しましたが、今季初参戦のグランプリで2戦連続表彰台となりました。
また、一戸くるみ選手(CHINTAIスキークラブ)は、2日目の第6戦で1回目9位から大きく順位を上げ、グランプリでは自己最高となる5位に入りました。

ルシュノヴ大会で2戦連続表彰台に上がった丸山選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】

 男子では二階堂選手が1戦目4位、2戦目2位に入り、今年も続くルシュノヴとの相性の良さを見せつけました。二階堂選手は2年前のグランプリ・ルシュノヴ大会で初出場初優勝しており、昨年のグランプリは2位と4位。さらにFIS(国際スキー・スノーボード連盟)の大会で初優勝を飾ったのもルシュノヴと、相性抜群のジャンプ台です(2018年9月に、ワールドカップの下部カテゴリーにあたるFISカップで2連勝)。それだけに優勝を逃し「少し悔しい」と振り返りましたが、「調子が良い」と手応えをつかんでいるので次戦も期待ができそうです。

第6戦で2位に入った二階堂選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】

○女子第5戦結果
3位 丸山希
8位 一戸くるみ
16位 佐藤柚月(札幌日大高校)
20位 岩佐明香(大林組スキー部)

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○男子第5戦結果
4位 二階堂連
7位 佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)
20位 中村直幹(Flying Laboratory SC)
21位 小林潤志郎(Wynn.)
23位 小林朔太郎(雪印メグミルクスキー部)

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○女子第6戦結果
2位 丸山希
5位 一戸くるみ
13位 岩佐明香
15位 佐藤柚月

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○男子第6戦結果
2位 二階堂連
8位 佐藤慧一
15位 中村直幹
23位 小林潤志郎
28位 小林朔太郎

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丸山選手
「ジャンプの状態が良くない中でも連日表彰台に上がることができました。小さなミスが繋がり優勝を逃してしまったので次のクリンゲンタールに向けて調整していきたいと思います」

二階堂選手
「グランプリ初戦は相性の良いジャンプ台で優勝を狙っていたので、少し悔しいです。ジャンプの調子も良く、楽しんでジャンプを飛べています。良いイメージで次回大会も上位を目指して頑張ります」

一戸選手
「自分の納得のいくジャンプを2本揃えることの難しさを改めて実感しました。冬に向けてもう一度ジャンプに向き合い、世界の舞台でもっと活躍できるように頑張ります!」

 男子の次戦は、9月28、29日のオーストリア・ヒンツェンバッハ大会で、ノーマルヒル個人2戦が予定されています。女子は一週空き、10月4日から男子とともにグランプリ最終戦(ドイツ・クリンゲンタール)に臨みます。

第6戦でグランプリ自己最高の5位に入った一戸選手 【全日本スキー連盟ジャンプチーム】

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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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