ラリーガ EA SPORTS 、第６節プレビュー
４試合が組まれている９月２１日（土）の１戦目はバジャドリー対レアル・ソシエダ。レアル・ソシエダはレアル・マドリーに０ー２で敗れた前節に続き、前倒しで開催されたミッドウィークの第７節マジョルカ戦で痛恨の２連敗。しかも３戦連続で無得点という危機的状況で今節を迎える。対するバジャドリーはアウェーこそ３連敗中ながら、ホームでは１勝１分と負けがない。レアル・ソシエダにとっては再び厳しいアウェー戦となりそうだ。
土曜の２戦目はオサスナ対ラスパルマス。ラスパルマスはいまだ未勝利の上、アウェーでは２戦２敗。ホームでは２勝１分と好調のオサスナを相手に、敵地で今季初勝利を手にできるか。同じく１勝が遠い最下位バレンシアは、早くも追い込まれた状況下でジローナとのホームゲームを迎える。ジローナは大敗した前節バルセロナ戦に続き、初挑戦のチャンピオンズリーグ初戦でパリ・サンジェルマンに惜敗。強豪との厳しい連戦をこなした影響は少なからずありそうだ。
土曜のラストマッチはレアル・マドリー対エスパニョール。レアル・マドリーはアウェー初勝利を挙げた前節レアル・ソシエダ戦に続き、シュツットガルトとのチャンピオンズリーグ初戦でも苦しみながら勝ち点３を手にしている。一方のエスパニョールも２連勝中と調子が上向きながら、サンティアゴ・ベルナベウでは１９９６年を最後に勝てていない。さらに近年は１０連敗中という一方的なデータを覆し、番狂せを起こせるか注目だ。
日曜の２戦目はアトレティック・クルブ対セルタ。アトレティックは前節ラスパルマス戦、木曜に前倒しされた第７節レガネス戦で２連勝を挙げ、上り調子で今節を迎える。対するセルタはここまで１３得点１０失点と派手な攻め合い繰り返しており、壮絶な撃ち合いの末４ー３でアトレティックが制した昨季の再現もあり得そうだ。
現地時間１８時半には今節の注目カード、ビジャレアル対バルセロナがキックオフを迎える。攻撃的姿勢を貫く両チームは、昨季の２試合でも派手な撃ち合いを繰り広げ、バルセロナが４ー３、ビジャレアルが５ー３で、共に敵地で勝利を手にしている。
バルセロナはジローナに快勝した前節まで無傷の５連勝を維持していたが、その後はダニ・オルモの負傷離脱、チャンピオンズリーグの黒星スタートと悪いニュースが続いている。一方のビジャレアルはここまで３勝２分と無敗を維持。攻めてはバルセロナの１７ゴール、セルタの１３ゴールに次ぐ１１ゴールを記録しており、今回も見応え十分の攻め合いが期待できそうだ。
日曜のラストマッチは今節２つ目のマドリーダービー、ラージョ・バジェカーノ対アトレティコ・デ・マドリー。ラリーガ EA SPORTS で３勝２分と無敗を維持する好調のアトレティコは、木曜のチャンピオンズリーグ初戦でライプチヒを逆転で下すなど、良い流れで今節を迎える。一方のラージョも前節オサスナ戦で今季２勝目を挙げたばかり。ホームで０ー７の大敗を喫した昨季の雪辱を晴らすべく、選手たちはモチベーションを高めているはずだ。
今節を締めくくるのは９月２３日（月）のベティス対マジョルカ。ベティスは前節レガネス戦に続き、水曜に行われた延期分の第３節ヘタフェ戦で２連勝。マジョルカも火曜の第７節レアル・ソシエダ戦でホーム初勝利を手にしており、お互い良い流れで今節を迎える。ベニト・ビジャマリンでの対戦はベティスが５連勝中ながら、今回もその流れを保つことができるか注目だ。
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