【大学バレー】日本大、今季初の黒星 後半に向け巻き返しを誓う

日本大学SPORTS
チーム・協会
2024年度秋季関東大学女子1部バレーボールリーグ戦第3、4日が9月14,15日にキッコーマンアリーナで行われた。9月14日の第3日は桜美林大学に3-1で勝利したが、翌日9月15日には東海大学に3-0で敗れた。

【RYU MAKINO】

第3日 1セット目から大接戦、熾烈な戦いを制した日本大学

1セット目は、序盤から拮抗したゲーム展開が続いていたが、中盤で桜美林大学のライト攻撃に苦しめられた。終盤では、一歩リードし日本大学がマッチポイントを取る。しかし、桜美林大学が粘りをみせ長期戦に持ち込んだ。両者諦めることなくボールを最後まで追いかけ長い攻防が繰り広げられたが、惜しくも29-31で敗れてしまった。
続く2,3セット目では、日本大学はミドルを使った攻撃が増えた。長谷部奈香(4年/文理学部/川崎橘)が得意の速い攻撃や相手のブロックを惑わすブロード攻撃を仕掛け、木佐貫萌々(3年/文理学部/都城西)がパワフルなスパイクを打ち込みそれぞれの特徴を生かした攻撃で25-18、25-19とセットを連取した。

多彩な攻撃を操る司令塔山口花楓(文理学部3年) 【RYU MAKINO】

4セット目は、互いに譲れない戦いになった。1セット目で苦しめられた相手のライト攻撃を山口花楓(3年/文理学部/川崎橘)と畑葵(4年/法学部/静岡県富士見)が攻略し、相手の勢いを止めた。そして、この試合でも先週に引き続き遠藤陽奈(4年/文理学部/旭川実業)の活躍が光り25-20で勝利した。

第4日 粘りを見せるも今季初黒星

序盤、日本大学の強みであるミドルの攻撃が決まり、好スタートで試合を進めたが、終盤東海大学のレフト攻撃に苦戦し、1セット目を先取されてしまった。

2枚替えで流れを変えた足立菜央(スポーツ科学部2年)と前田和里(スポーツ科学部1年) 【RYU MAKINO】

続く2セット目、序盤、東海大学にリードを許してしまうが、鋭いスパイクが武器の足立菜央(2年/スポーツ科学部/九州文化学園)、1年生セッター前田和里(1年/スポーツ科学部/大阪国際滝井)の二枚替えで流れを変え、追いつくことができた。しかし、東海大学も粘りをみせ、惜しくも2セット目を取られてしまう。続く3セット目も勢いづいた東海大学を抑えることができず、ストレートで敗れてしまった。

4戦目で今季初の敗戦を喫したが、秋季リーグ戦は今週末から中盤戦に突入していくため、まだまだ巻き返しができる順位につけている。目標として掲げたリーグ戦優勝を達成できるよう、敗戦の悔しさを原動力として、チーム一丸となって次戦の第5.6日目に臨む。

これからもご声援よろしくお願いいたします。

選手コメント

相手のスパイクをブロックしチームに勢いをもたらした木佐貫萌々(文理学部3年) 【RYU MAKINO】

木佐貫萌々(文理学部3年)
― 今回の2試合を振り返って
先週の課題であった試合の序盤の入りを自分たちのペースで展開できたと思います。試合序盤の雰囲気を良くするためにチームで話し合い、ルーティンを決めて試合に望んだことで沈むことなく、楽しくバレーができました。しかし、東海大学戦では、自分たちの苦手としているフェイントや軟打、ショートサーブで崩され、終始相手のペースで試合が展開していたので、来週はそこを克服していきたいと思います。

― 試合前のルーティン
私たちは先週の試合の反省からスタートから自分たちの雰囲気を作るため、試合が始まる前にコート内にいる人全員でハイタッチをすることを心がけています。そのおかげで今週の試合序盤は自分たちのペースでゲームを展開することができました。

― 今後の試合に向けて
秋季リーグも半ばとなり、相手にも自分の得意な攻撃やコースが研究されてきていますが、それを超えるようなプレーをしてチームの士気を上げられるようにしたいです。また、チームとしても優勝を目標に掲げている以上、今後の試合では「1セットも落とさない」という気持ちで全セット臨みたいと思います。

次戦の予定

【第5日】9 月 21日(土)第2試合
VS 国士舘大学 @青山学院大学相模原キャンパス

【第6日】9 月 22日(日)第2試合
VS 明海大学 @青山学院大学相模原キャンパス



文 渡邊あみ(文理学部4年)・渡邉千尋(スポーツ科学部4年)
写真 RYU MAKINO・日本大学バレーボール部
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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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