【大学バレー】遠藤のスパイクが光る、開幕週2連勝

日本大学SPORTS
チーム・協会
 2024年度秋季関東大学女子 1 部バレーボールリーグ戦が9月7日に開幕した。春季リーグでは、チーム史上最高の2位という結果を残したバレーボール部女子。その結果に満足せず、秋季リーグでは優勝という更なる目標を掲げ、練習や練習試合を重ねてきた。日本大学は青山学院大学記念館で初週の2戦を迎え、初戦は嘉悦大学に3-1で勝利。翌9月8日に行われた第2日目は、日本女子体育大学に3-1で勝利し、開幕週を連勝し好調なスタートを切った。

第1日 苦しい展開もあったが、開幕戦勝利

 嘉悦大学は、粘り強い守備からコンビバレーで得点を取るのが持ち味としているチームだ。序盤、春季リーグに新人賞を獲得した井野麻彩(1年/文理学部/履正社)、チームの得点源である畑葵(4年/法学部/静岡県富士見)の活躍が光り、11-8と嘉悦大学からリードを奪う。しかし中盤、嘉悦大学の粘り強いレシーブから連続失点を許し、終盤一進一退の攻防が続いたが、1セット目を許してしまった。

 悪い流れを断ちたい日本大学は2セット目、力強いスパイクが持ち味の遠藤陽奈(4年/文理学部/旭川実業)を投入し強打で得点を挙げると、ミドルブロッカーの木佐貫萌々(3年/文理学部/都城西)や、キャプテン長谷部奈香(4年/文理学部/川崎橘)が多彩な攻撃で得点を重ねる。長いラリーを繰り返す中、最後は遠藤のサービスエースで2セット目を取り返した。続く3、4セット目は、嘉悦大学両サイドの速い攻撃に苦しむ場面もあったが、茂木優菜(2年/文理学部/市立船橋)のレシーブで相手に流れを渡さず、持ち味の粘り強いレシーブから両サイドの遠藤、畑のスパイクが決まり、セットカウント3-1で見事開幕戦勝利を収めた。

開幕戦勝利を収めた日本大学 【日本大学バレーボール部】

第2日 厳しい戦いの中、開幕2連勝!

 日本大学と同じように部員数が多く活気がある日本女子体育大学は、粘り強さが持ち味のチームだ。開幕戦で勝利した勢いで挑む 2 戦目。
 1セット目は、自分達のミスも多く相手チームの勢いに押され追いかける展開となった。しかし、途中出場の遠藤陽奈が昨日の試合に引き続き、持ち味である力強いスパイクとサーブで得点を重ねたことでチームに勢いが付き、徐々に追い付いた日本大学。終盤まで両者譲らない攻防戦が繰り広げられたが、惜しくも 21-25 で1セット目を落としてしまう。

苦しい状況でも安定したプレーで活躍した梅川愛邑理(スポーツ科学部3年) 【日本大学バレーボール部】

 2、3セット目は、攻守共に安定している梅川愛邑理(3 年/スポーツ科学部/敬愛学園)が次々に得点を重ね、北村莉来(3年/文理学部/都市大塩尻)がピンチサーバーとして相手を崩し、チームの流れを作っていった。
 そして、どの選手もボールを必死に繋ぎ、熱いラリーの末セットを連取した。迎えた 4 セット目では、日本女子体育大学の粘り強さに苦しめられたが4年の長谷部、畑の連続得点によりセットカウント3-1で2勝目を勝ち取った。

選手コメント

途中出場ながらチーム最多得点を挙げた遠藤陽奈(文理学部4年) 【日本大学バレーボール部】

遠藤陽奈(4年/文理学部/旭川実業)
4年生にとって最後の秋季リーグ戦が始まり、初戦の嘉悦大学戦、日本女子体育大学戦ともに勝利することができました。
この2戦を通して、改めて勝つことの難しさを実感しました。初戦ということもあり、緊張だったり力が入ってしまったりと、苦しむ場面も多くありました。しかし、この夏強化してきた粘り強いバレーを発揮し、得点を重ね、勝つことができたと思います。
私はリザーブメンバーとして、流れを変える1点を決めることが役割であり、重要なポジションだと思っています。この 2 戦では、サーブやスパイクで得点を重ね、チームに貢献することができました。これから先の試合では、今まで以上に苦しい場面でのメンバーチェンジが多くあると思うので、1点でも多く得点を取り、チームのピンチをチャンスにします。また、私たちは春季リーグ戦で2位という結果を残しましたが、秋季リーグ戦では「チャレンジャー」として残りの9試合全力で戦い、日本大学初のリーグ戦優勝目指して頑張ります。

いつも応援して下さっている全ての皆様への感謝の気持ちを忘れずに、精一杯頑張ります。これからも日本大学バレーボール部の応援よろしくお願いします。

次戦の予定

【第3日】9 月 14 日(土)10 時開始
 VS 桜美林大学 @キッコーマンアリーナ

【第4日】9 月 15 日(日)10 時開始
 VS 東海大学 @キッコーマンアリーナ



文:大井琴実(スポーツ科学部3年)、齋藤夏瑞(スポーツ科学部3年)

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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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