『Honda Racing Fan Meeting in Osaka』イベントレポート
『Honda Racing Fan Meeting in Osaka』会場の様子 【本田技研工業株式会社】
このイベントは、Hondaのドライバー育成プログラム「ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(以下、HFDP)」に所属する岩佐歩夢選手がプロデュースし、彼の地元でもある大阪の皆様にモータースポーツの魅力や楽しさを感じていただきたい、という想いから実現しました。
岩佐歩夢選手の車両『SF23 TEAM MUGEN #15』 【本田技研工業株式会社】
2024年の8耐で優勝した『CBR1000RR-R FIREBLADE SP Team HRC with 日本郵便 #30』(左上段)、 FIMトライアル世界選手権で18年連続シリーズチャンピオンを獲得したトニー・ボウ選手の車両『Montesa Cota 4RT Repsol Honda Team #1』(右上段)、 E-Xplorerに参戦する女性ライダーフランチェスカ・ノチェラ選手の車両『CR ELECTRIC PROTO Team HRC #443』、全日本モトクロスに参戦している大倉由揮選手の車両『CRF450R Honda Dream Racing Bells #2』(右下段) 【本田技研工業株式会社】
ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(HRS)で使用されるカートやバイク 【本田技研工業株式会社】
三重ホンダヒートの藤田慶和選手と中尾隼太選手とのトークショー 【本田技研工業株式会社】
大倉由揮選手とのトークショー 【本田技研工業株式会社】
【本田技研工業株式会社】
まず、このイベントを地元の大阪で開催できることが決まり、とても嬉しく思いました。これまで大阪や近畿圏ではモータースポーツのイベントが少なく、サーキットもないので、地元の皆さんにモータースポーツをどれだけ知っていただけているのか、少し不安もありました。しかし、実際に今日の会場に足を運んでくださったたくさんの方々を見て、すでにモータースポーツやクルマに興味を持っていただいていることがわかり、とても感動しました。シミュレーターやその他のコンテンツを通じて、皆さんと交流でき、本当に理想的なイベントが実現できたと思います。
前回の4月のイベントではホンダ野球部の方々とお話する機会がありましたが、今回はホンダヒートのラグビー選手2名と初対面で対談しました。スポーツのジャンルが異なるため、どのような会話になるのか少し不安もありましたが、話してみるとスポーツとして共通する部分が多く、逆に新たな発見もありました。モータースポーツやラグビーの基本的な部分をお互いに話し合い、とても有意義なトークショーになったと思います。
大倉選手とのトークショーでは、2輪と4輪という違いはありますが、同じモータースポーツのアスリートとして、コアな話をたくさんしました。例えば、タイヤや路面の違いなど、細かい点を共有することで新たな発見がありました。また、共通する点についても多く語り合うことができ、とても興味深い対談でした。
子供座談会では、前回もQ&Aセッションを行いましたが、今回はそれに加えて子供たちにトランプを使った遊びを体験してもらいました。体験型のイベントにすることが重要だと思い、反射神経の訓練やお皿とテニスボールを使った遊びも取り入れました。子供たちが楽しそうに参加してくれて、こういった遊びがレーシングドライバーのトレーニングにもつながることを伝えられたのは大きな成果でした。私自身も子供たちと一緒に楽しむことができ、本当に良い経験となりました。
本日はHonda Racing Fan Meeting in Osakaにご来場いただき、誠にありがとうございました。多くの方に楽しんでいただけたことを嬉しく思いますし、今後もこのようなイベントを他の地域でも開催していきたいと思っています。引き続き、レースの応援もよろしくお願いします。
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