9月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと千葉ロッテの第23回戦は、4対1で千葉ロッテが勝利した。

　千葉ロッテの先発・唐川侑己投手は2回裏、杉本裕太郎に先制の10号ソロを被弾。それでも以降は毎イニング走者を背負いながらも、得点は与えず。4回裏、5回裏はともに2死1、2塁のピンチを招くも、要所を締め、5回76球5安打1四球3奪三振1失点でマウンドを降りた。

　打線は4回表、ソト選手の17号ソロで同点に追い付く。続くポランコ選手が二塁打を放つと、1死から安田尚憲選手の適時打で勝ち越しに成功。なおも和田康士朗選手のセーフティバント、藤原恭大選手の安打で2死満塁から、藤岡裕大選手が押し出し四球を選び、この回3点を奪った。

　さらに5回表、ソト選手が2打席連続となる18号ソロを放ち、リードは3点に。6回からは八木彬投手、横山陸人投手、鈴木昭汰投手がそれぞれ1イニングを無失点でつないだ。最終9回裏は益田直也投手が3者凡退で締め、4対1で試合終了。

　勝利した千葉ロッテは、唐川投手が今季3勝目。中盤に逆転し、カード初戦を制した。一方敗れたオリックスの先発・エスピノーザ投手は、3.2回79球7安打2四球5奪三振3失点と試合をつくれず。打線も3回以降は無得点に終わった。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ０００３１００００ ４
オ ０１０００００００ １

ロ ○唐川侑己-八木彬‐横山陸人‐鈴木昭汰‐S益田直也
オ ●エスピノーザ-鈴木博志‐宇田川優希‐椋木蓮‐吉田輝星

文・西嶋葵