【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】先輩のために奮闘する決意 東海大学付属福岡 #10 浜口ゆず

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【©U18日清食品リーグ】

9月7日(土)にアリーナ立川立飛(東京都立川市)で昨年準優勝の桜花学園(愛知県)とインターハイ3位で初出場となる東海大学付属福岡(福岡県)による試合が行われました。

試合開始直後、桜花学園は#7白石弥桜選手(3年/184cm)のフックシュートで先制し、#6阿部心愛選手(3年/175cm)や#9金澤杏選手(2年/171cm)らも続けてシュートを決め、10-0というスタートを切りました。ペースを握った桜花学園は、その後もディフェンスからチャンスを作って得点を重ね、第1クォーターを27-9で終えました。

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2年生主体のメンバーで戦う東海大学付属福岡は、#2チャラウ アミ選手(3年/188cm)が高さを生かして得点。さらに#10浜口ゆず選手(2年/170cm)も距離のあるシュートを沈めます。しかし、強いプレッシャーもあり、シュート成功率が上がらず。15-49で第2クォーターを終えました。

大差を付けられてのハーフタイム、東海大学付属福岡は「自分たちはディフェンスから点数に繋げるチーム。後半ディフェンスからもう1度しっかりやり直していこう!」と声を掛け合って後半に臨んだと言います。そして第3クォーターに入ると、ゾーン・ディフェンスが少しずつ効果を見せ始めます。トランジションから#6石田らら選手(2年/168cm)、#12根間芙奈選手(2年/155cm)が得点すると、浜口選手は3ポイントシュートを射抜くなど、好守からの良いオフェンスを連続して見せました。それでも、桜花学園は再びペースを握ると88-33で勝利しました。

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初出場となった「U18日清食品トップリーグ2024」での初戦は、敗戦となった東海大学付属福岡ですが、最後まで集中力を欠くことなくプレーしました。その中で3ポイントシュート2本を決めてチームトップの10得点をマークしたのが浜口選手です。

「ずっと引っ張ってきてくれた(伊東)友莉香さんがいない中で、2年生ですが大事なところで私が点数を取らなければいけないと思っています。特にチームの状況が悪い時は自分がもっと貢献しないといけない立場だと思っています」。浜口選手が大きな存在と語ったのが、3年生の伊東友莉香選手(3年/176cm)です。
1年時から経験を積んできた大黒柱だった伊東選手は、インターハイ予選直前に右膝前十字じん帯断裂のケガで戦線を離脱。それでもベンチに入って、選手を鼓舞し続けています。この試合でも「『しっかり楽しもう。自分たちのプレーを最後まで出し切ろう。チャレンジしていこう』とチームメイトに声をかけてくれました」と浜口選手は言います。伊東選手の言葉は、浜口選手だけでなく東海大学付属福岡の選手全員にとって力になったはずです。

「U18日清食品リーグ」 は、リーグ戦文化の導入により実力が拮抗するチーム同士の対戦により、競技力の向上を目指して設立されたU18世代の育成・強化・競技環境の充実を図る大会です。「今日の反省を生かすこと。しっかり切り替えて1勝につなげられるように、しっかり最初から“東海らしく”戦いたいと思います」と浜口選手が力強く語ったように、すでに東海大学付属福岡は明日の試合に向けてモチベーションを高めています。

明日9時30分から行われる昭和学院(千葉県)戦では、さらにステップアップした試合を披露してくれるはずです。
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著者プロフィール

「U18日清食品リーグ」ば、バスケットボールにおける部活・クラブなどの垣根を超えたU18年代の階層別リーグ戦です。リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗するチーム同士の対戦や、多くの選手への出場機会、また、予定された試合/対戦相手を見据えた質の高い準備など、公式戦の試合数が確保された環境下で競技に取り組むことにより、競技力の向上を目指して設立した競技大会です。 今年度も「U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会 2024」 として 「U18日清食品トップリーグ2024」 、「U18日清食品ブロックリーグ2024」を開催いたします。

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