【BOATRACE】今垣光太郎が貫禄の得点率トップ! 伏兵の中山将が連勝 G2三国MB大賞

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 ボートレース三国の「G2モーターボート大賞~地区代表戦~」(優勝賞金490万円)は4日、予選の3日目を終了。今垣光太郎(石川出身・福井支部54歳)【冒頭の写真】が4走オール2連対で得点率トップに立っている。

 3日目は追い風が強めで3~6メートル吹く中、7R1走だった今垣は4コースから混戦を差し、2マークを冷静にさばき2着だった。しかし今垣自身は仕上がりに全く納得していない。「自分のプロペラの形にたたき変えたけれど、ターンも重かったし、出足も良くなかった」とまだまだ調整途上の様子。予選トップ通過へ4日目前半4Rは試練の6号艇。後半10Rの2号艇も含めてレース足の向上に集中する。

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 勢いづいたのは伏兵の中山将(三重出身・三重支部32歳)【写真上】だ。3日目は前半2Rで特別競走(G2以上)の初勝利を飾ったと思ったら、後半6Rも力強く逃げ切り見事な連勝。「ツイてました。前半(2R)は思い切って差すだけと思っていました。舟の進みは良かった。(今節の)2走目からプロペラをたたき変えて回り足が良くなっています。後半6Rも足は良かった。でも前半の方が立ち上がりは良かったです」。予選序盤の6、3着から得点率12位にまで急浮上。6号艇の4日目10Rで大敗しなければ、G2での準優進出という可能性が高まる。

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 柴田光 (群馬出身・群馬支部52歳)【写真上】は5走のうち4走でスロー発進。唯一のダッシュ戦となった3日目前半4Rでは、センター一気のまくりを決めた。「すごくサイドのかかりがいい。乗り心地もいい。この風(追い)ならそういう仕上がりがいいですね。(赤城おろしが吹く)地元の桐生よりも乗りやすいです」。その言葉どおり、後半8Rは6号艇でスローの4コースに入り、コンマ11のスタート攻勢で1マークを全速ターン。土屋智則にはまくり差されたが、混戦の2マークでは4艇を回して最内を差し、2着を確保した。レース足に関しては上位クラスとみて間違いなし。柴田の得点率は3位。3号艇の4日目5Rでしっかり舟券に貢献し、準優1号艇へ突き進むのみ!

 予選ラスト、4日目12Rのメンバーと得点率(3日目終了時点)は次のとおり。

<三国 4日目 12R 予選>
1枠 中野 次郎(東京・東京)8位タイ
2枠 海野康志郎(山口・山口)22位
3枠 萩原 秀人(福井・福井)18位
4枠 澤田 尚也(京都・滋賀)23位タイ
5枠 秋山 直之(群馬・群馬)26位タイ
6枠 安河内 将(佐賀・佐賀)35位タイ
※()内は出身・支部の順

 パワー評価では、伸びで海野康志郎。回り足は中野次郎、萩原秀人、秋山直之の3人が上位。インの中野にとって海野は絶好の壁になるのが強み。準優の枠番を少しでも良くするためにも逃げ切りたい。となれば萩原は外を握って2マーク勝負。秋山もコーナーを握って握って追い上げる最大の持ち味が生きる仕上がり。
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