ボートレース常滑でのヴィーナスシリーズ（8月31日～9月5日開催）は2日、予選の3日目が終了した。現時点で得点率選上位は以下のとおり。

1位　三浦　永理（静岡・静岡・A1） 9.40
2位　小野　生奈（福岡・福岡・A1） 9.20
3位　鎌倉　　涼（大阪・大阪・B1） 8.80
4位　西岡　成美（徳島・徳島・A1） 8.33
5位　川井　　萌（静岡・静岡・B1） 8.20
6位　細川　裕子（愛知・愛知・A1） 8.20
7位　日高　逸子（宮崎・福岡・A2） 7.20
8位　中谷　朋子（兵庫・兵庫・A2） 7.00
9位　蜂須　瑞生（群馬・群馬・A2） 7.00
10位 平高　奈菜（愛媛・香川・A2） 6.80
11位 赤井　　睦（岡山・徳島・B1） 6.60
12位 渡邉　優美（福岡・福岡・A1） 6.60
13位 水野　望美（愛知・愛知・B1） 6.50
14位 井上　遥妃（徳島・徳島・B1） 6.40
15位 古賀　千晶（佐賀・兵庫・B1） 6.40
16位 塩崎　桐加（三重・三重・B1） 6.40
17位 坂野さくら（石川・福井・B1） 6.20
18位 孫崎　百世（北海道・滋賀・A2） 6.00
―――――――準優ボーダー―――――――
19位 加藤　　綾（三重・三重・B1） 6.00
20位 大瀧明日香（静岡・愛知・A2） 5.80
21位 松尾　夏海（愛媛・香川・A1） 5.67
22位 宇野　弥生（埼玉・愛知・A2） 5.60
23位 今井　美亜（富山・福井・A2） 5.60
24位 平川　香織（東京・埼玉・A2） 4.83
25位 神里　琴音（沖縄・福岡・B1） 4.75
※()内は出身・支部・現級

　注目すべきは20位以下だ。大瀧明日香、松尾夏海、宇野弥生、今井美亜、平川香織とA級勢がズラリと並んでいる。今節はA級が15人出場しているが、そのうち実に5人が現時点で準優圏外という大波乱の展開だ。

　なかでも予想外なのは地元愛知の大瀧明日香（静岡出身・愛知支部45歳）【冒頭の写真】と宇野弥生（埼玉出身・愛知支部38歳）【写真下】だろう。大瀧は3･4･4･2･5着で予選20位、宇野は3･2･6･5･3着で予選22位とまさかの苦戦を強いられている。

　大瀧は2020年に常滑オールレディースで優勝するなど当地通算14優出1V。常滑14優出という数字は今節出場メンバーのなかでトップなだけに、今節も当然V候補の一角と予想されていたが、予選落ちの危機という意外な展開となった。4日目は4R1号艇と9R2号艇で登場。底力を見せて準優切符をつかみたい。大瀧は現在女子賞金ランキング26位でレディースチャレンジカップ出場を争っている状態だけに、予選落ちは避けたいところだ。

　宇野も常滑では2013年オール女子戦で優勝するなど当地通算10優出1Vという申し分ない実績。ただ近況は昨年12月の常滑オールレディースで予選20位敗退、今年4月の常滑オールレディースでも予選24位敗退と、なぜか地元で苦戦が続いている。今節こそ意地を見せて準優へ駒を進めたいところ。4日目は2R4号艇と11R1号艇で登場だ。宇野は現在女子賞金ランキング10位でクイーンズクライマックス出場権争いの真っただ中。リズム立て直しが急務だ。

　そのほかにも現在女子賞金ランキング17位の松尾夏海や、前節の浜名湖オールレディースで優勝戦1号艇に乗った今井美亜らが予選落ちのピンチを迎えている状況。準優進出をかけた勝負駆けは大激戦となってきそうだ。

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