前田&古橋弾で宿敵レンジャーズを圧倒

セルティックFC
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【©CelticFC】

レンジャーズとの大一番を3-0の完勝

2024年 9月1日(日)

グラスゴー、セルティック・パーク

セルティック 3-0 レンジャーズ

(前田 17’ 古橋 40’ マクレガー 75’)

スコットランドNO.1のビッグマッチ、セルティック対レンジャーズのグラスゴーダービーはリーグ戦第4節で実現した。セルティックのロジャーズ監督は、この大一番で全ての日本人選手を起用。4-3-3の中盤に旗手が入り、3トップに前田と古橋が名を連ねた。

試合はいきなり動く。11分、旗手を起点にビルドアップを開始し、主将マクレガーのスルーパスで相手のDFラインを突破。キューンのゴール前の折り返しに合わせた古橋がゴールネットを揺らした。セルティックが先制をしたかのように見えたが、ラストパスを出したキューンがわずかにオフサイド。幸先のよいスタートに見えたが、先制点は無効となった。

それでもその6分後、右サイドのスローインからの連携で相手のポケットに侵入すると、ジョンストンのクロスに前田が走り込み先制点。セルティックが宿敵相手にリードを奪う。

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さらに40分、左サイドバックのテイラーが相手のパスをインターセプトすると、最前線の古橋に絶妙な縦パス。チームのエースは反転しながらボールをバイタルエリアに運び、ゴールニアサイドにコントロールショットを打ち込んだ。古橋にとっては今季初ゴールとなった。

2-0とリードで迎えた後半もセルティックがボールを支配する。旗手のスルーパスから古橋にGKとの1対1のチャンスが迎えたが、チップシュートは惜しくも枠を外れている。

71分にはキューンに代わってチームの古株フォレストがピッチに登場。自身のセルティック通算500試合目となった。

そして75分、前田がボールを奪取するとパスを受けたマクレガーが相手1人をかわしミドルシュート。相手の足に当たりながらゴールニアサイドに吸い込まれ、決定的な追加点が生まれた。

見事3-0の快勝で宿敵相手から勝ち点3を得たセルティック。今シーズン5試合で未だ無失点かつ全勝と圧倒的な強さを見せている。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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