[RUGGERSコラム] パシフィックネーションズカップ2024
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8月も終わり!そんな最後はノロノロ台風が日本を縦断していました。勢力が弱まったとはいえ、引き続き警報が出ている地域の皆様はぜひお気をつけください。
現在、南半球ではザ・チャンピオンシップが開催されており、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンのティア1の4カ国で激しい戦いが毎週のように繰り広げられています。日本代表は7月にイングランド、ジョージア、マオリオールブラックスと対戦した後、8月下旬からスタートしたパシフィックネーションズカップに出場しています。今回は、現在日本が出場しているパシフィックネーションズカップについてオニギリ's eye!!しちゃいたいと思います!!
パシフィックネーションズカップはトンガ、フィジー、サモア、日本、カナダ、アメリカの太平洋周辺の6カ国による大会です。
今大会は、
POOL A:フィジー、サモア、トンガ
POOL B:日本、カナダ、アメリカ
に分かれており、POOLごとで総当たり戦をした後、上位2カ国が準決勝に進み、3位チーム同士が5位決定戦に回り、最後は3位決定戦と決勝が行われて優勝国を決めます。POOL戦の後は全て日本で試合が開催されます。5位決定戦と準決勝は9/14,15に秩父宮ラグビー場、決勝と3位決定戦は9/21に東大阪花園ラグビー場で開催されます。今回の大会は、オフィシャルタイトルパートナーがアサヒビールで、日本が有利な環境が整えられている。
日本は初戦カナダと8月25日にバンクーバーで対戦しました。日本人が多いバンクーバー、応援席を見ても日本人が多くいました。テレビでは月曜日の朝6時からということで、少し早く起きてテレビで見ていた方も多かったのではないでしょうか。
今回のカナダ戦メンバーは以下の通りでした。
【(日本ラグビー協会Instagram参照)】
FWは、PRに三浦と為房が先発。HOは坂手で、ベテランHOに若いPRは成長するにはいい組み合わせです。LOはワクァとディアンズのボールを前に運べるLO。三列は、コストリー、下川、マキシと機動力を感じる3人が揃いました。
BKは藤原、李のハーフ団。サイズこそないが、速さであればこの組み合わせは脅威でしょう。CTBは1st CAPのマクカランとライリー。顔もプレーも似ている技巧派CTB。WTBはマロツイタマとナイカブラのスピードスターに、FBは大学生唯一の矢崎というスターティングメンバー。
試合は、前半から超速ラグビー全開でスタートした日本代表。開始5分でマロツイタマが1stトライを取ります。継続して前進し、相手を絞らせないアタックは素晴らしかったです。その後、前半30分で5トライをとる日本代表。前半最後に自分たちのミスから相手キックでトライまで持ってかれてしまい38-7で前半を折り返します。
後半は開始早々に李がトライを取ったものの、メンバーが変わってから日本の流れが止まってしまいました。相手もメンバーが変わりましたが、後半スコアが動かなかった時間帯に課題が見えたような気がしました。
しかし、後半に長田からジョネにパスしてトライに持っていたシーンは素晴らしかったです。ジョネナイカブラもスピードを見せ、長田の判断力も良かった。カナダ相手にもっと点数を取れて、もっと失点を抑えられたように見えましたが、まずはエディジョーンズが日本代表に戻ってきて初勝利となりました。次は、9月7日に熊谷でアメリカ代表を迎え撃ちます。
以上、オニギリ's eye!!いかがでしたでしょうか?
今回のパシフィックネーションズはフィジー、トンガ、サモアと別の組み合わせとなったため、準決勝以降に世界ランキングが上位のチームと対戦します。今大会に優勝することがまずは今の代表には必要ですが、経験値を上げるには最高のレベルであると思います。特に日本でこれから戦うという点では、非常に選手のモチベーションも高くなるに違いないですね。
週明けからは大学ラグビーも開幕していきます。
毎週末ラグビー観戦という楽しみな時期またやってきますね。
今週もワクワクが止まりません!!
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