セレッソ大阪【J1リーグ第28節 C大阪vs.横浜FM】“新”国立での横浜FM戦。試合の入りは改善も、後半に失点を重ねて3連敗を喫する
【CEREZO OSAKA】
立ち上がりから試合の構図は明確になる。ボールを握って押し込んでくる横浜FMに対し、セレッソはプレスの位置を下げて、中盤に守備ブロックを作り、ミドルプレスで対応。左右からのクロスは中でDF陣が跳ね返し、横浜FMに決定機は作らせない。攻撃ではシンプルに背後を狙い、ゴールを目指す。12分、ヴィトール ブエノのパスを受けたルーカス フェルナンデスが右サイドからシュート。決定機に近い形だったが、相手GKの好守に防がれた。前半の飲水タイム時点で横浜FMのボール保持率は68%に達したが、「試合前から『(相手にボールを)持たれても焦れずにやろう』と話していた」と田中駿汰も振り返ったように、セレッソとしては、この展開も織り込み済み。「粘り強く守って、『まず失点ゼロで前半を折り返そう』とみんなで話して試合に入った」(為田大貴)。互いにチャンスシーンは少なかった前半だが、セレッソはフェルナンデスと奥田勇斗で組む右サイドが活性化。31分には右で作り、最後はブエノのパスから背後を取った舩木翔がネットを揺らしたが、ここはオフサイドで得点は認められず。逆に37分、横浜FMに中央を割られ、最後はアンデルソン ロペスに強烈なシュートを許したが、今度はGKキム ジンヒョンが好セーブ。前半は0-0で終了した。
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(文=小田尚史)
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