木戸愛 ジャンボに弟子入りで進化
【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
木戸愛が5バーディー、2ボギーの69をマーク。地元・神奈川県内の試合で7位タイにつけ最終日へ向かう。
「1番パー5で第3打をグリーンエッジまで運べて、アプローチも寄せてバーディースタートを切ることができました。その後のいいプレーにつながったと思います。いいショット、いいアプローチ、いいパッティングを打てました」と笑顔が弾けた。後半の10~12番では難しいパーパットを残したが、全て決めて踏みとどまった。
今年1月、34歳にして男子プロの尾崎将司に弟子入りした。「もっとうまくなりたい、強くなりたいという気持ちはもちろんですが、だんだんクラブを振れなくなり、距離が出なくなった自分がいたので、(尾崎の長男の)智春さんにご相談させていただきました。(ジャンボ門下生)はみんな飛ばしますものね…」と説明する。今大会でも智春氏がキャディーバッグを担いでいる。
「まだまだ進化の途中ですが、だいぶ振れるようになってきましたし、いい方向に向かっていると感じています」とうなずく。今季もシード権は持っていないが、QTランキング5位、リランキング14位の健闘もあって、今季全23試合に皆勤中。「私は全試合に休まず出ていたいタイプなので、このサイクルでやれていることが幸せです」と実に意欲的だ。
【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
まずは目の前の最終日に全力集中。「グリーンが速く、ラフが深いので、フェアウェイをキープすることに集中したいです。ドライバーをしっかり振っていきます」。決然と言い切った。(宮脇 広久)
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