【パリオリンピック】男子400mハードル予選:豊田・小川・筒江 初の大舞台への挑戦、それぞれの課題や収穫を語る
【アフロスポーツ】
5日目を迎えたパリオリンピック陸上競技は、8月5日のモーニングセッションが行われ、日本勢は、最初のトラック種目として実施された男子400mハードル予選に出場しました。予選は全5組で行われ、ここで準決勝進出を確定できるのは、各組上位3着までと4着以降の上位3選手まで。残る6選手は、翌日実施される敗者復活ラウンドで決まります(3組上位2着まで)。今回フルエントリーなった日本は、1組に小川大輝選手(東洋大学)が、3組に筒江海斗選手(ST-WAKO)が、5組に豊田兼選手(慶應義塾大学)が入ってのレースに。小川選手は6着、筒江選手は7着でフィニッシュ。左脚に不安のあった豊田選手もレース中に再び痛める状況となったなか6着でレースを終えました。これにより、3選手とも8月6日に行われる敗者復活ラウンドへ回ることになりましたが、豊田選手の出場は、脚の状態を見ての判断となりそうです。
各選手のコメントは、以下の通りです。
男子400mハードル 予選
5組6着 53秒62 =敗者復活ラウンドへ
【アフロスポーツ】
(満員のスタジアムのなかでのオリンピック)本当に初めての体験。また新しいスタートラインがこれで切れたかなと思う。
小川大輝(東洋大学)
1組6着 50秒21 =敗者復活ラウンドへ
【アフロスポーツ】
明日の敗者復活戦のレースでは、今日よりもいいタイムを出して、来年の東京世界陸上の標準(参加標準記録48秒50)のタイムも意識しつつ、準決勝に進めるよう頑張りたい。
筒江海斗(ST-WAKO)
3組7着 50秒50 =敗者復活ラウンドへ
【アフロスポーツ】
(この結果は)今まで世界に向けてやってきた取り組みが、全く足りなかったということ。もう1回反省し直して、次に向けて、次は必ず笑えるように、またゼロからやっていきたい。明日の敗者復活ラウンドでは、今よりももう一段階上げられるように準備して、次の1本をしっかり走りたい。
文:児玉育美(JAAFメディアチーム)
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