【オリンピックトリビア】柔道・幻の「無差別級」日本悲願の金

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【オリンピックトリビア】柔道・幻の「無差別級」日本悲願の金 【写真:フォート・キシモト】

2024年パリオリンピック。連日の日本人選手の活躍、限界に挑戦する姿は勇気と感動を与えてくれます。そんなオリンピックをより楽しむために、オリンピックの歴史を通したトリビア・雑学クイズをご用意しました!きっと家族、友人、同僚などに話したくなる「へぇ~」が沢山あるはずです。

Q, かつて実施されていた柔道・無差別級。日本悲願の金メダルを獲得したのは誰?

① 小川 直也
② 井上 康生
③ 山下 泰裕
④ 上村 春樹

正解は?

正解:④ 上村 春樹
オリンピックの柔道は1964年東京大会から男子のみで実施されました。現在は7階級で競われますが、当時は4階級。階級・体重制限の変動があり、現在の階級・体重制限になったのは1996年アトランタ大会からです。体重制限のない無差別級は、1964年東京大会から1984年ロサンゼルス大会まで実施されました。日本生まれ、お家芸「柔道」。無差別級での金メダル獲得は悲願でした。そして、1976年モントリオール大会で金メダルを獲得したのが、全日本柔道連盟会長などを歴任し、第五代講道館長の上村 春樹氏です。

小川 直也氏は、1992年バルセロナ大会、95kg超級・銀メダリスト。
井上 康生氏は、2000年シドニー大会、100kg級・金メダリスト。
山下 泰裕氏は、1984年ロサンゼルス大会、無差別級・金メダリスト。

なお女子の柔道は、1988年ソウル大会で公開競技として実施され、1992年バルセロナ大会から正式種目になりました。
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笹川スポーツ財団は、「スポーツ・フォー・エブリワン」を推進するスポーツ専門のシンクタンクです。スポーツに関する研究調査、データの収集・分析・発信や、国・自治体のスポーツ政策に対する提言策定を行い、「誰でも・どこでも・いつまでも」スポーツに親しむことができる社会づくりを目指しています。

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