【徳島ヴォルティス・プレビュー】第24節ベガルタ仙台戦に向けて

徳島ヴォルティス
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7/10(水)におこなわれた天皇杯・3回戦のヴィッセル神戸戦。「この試合に向けて自分の立ち位置をひっくり返すつもりでやりました。J1が相手でしたし、思い切って自分のプレーをやろうと、やってきた事をすべて出そうと思って試合に入りました。」(中野桂太選手)。
立ち上がりから積極的に戦うヴォルティス。相手のプレスをかわしながら、徐々にボールを前進していくことができたが、決定機を作り出すことができなかった。前半42分にはPKのピンチを迎えるも、シュートは枠外に飛び、前半を0-0で終える。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

後半から坪井 清志郎選手、ブラウン ノア 賢信選手を投入し、得点を狙いにいくヴォルティス。しかし、後半21分にクロスから失点を許すと、その直後にも途中出場の大迫 勇也選手に決められ、0-2でタイムアップ。天皇杯は3回戦で終えることとなった。
「やっている選手たちがそこ(最後の1/3のところのクオリティ)を一番感じたと思いますし、リーグ戦でもそういったことを自分たちがやっていければ、複数得点する可能性も高まります。そうでないと勝点3はなかなか難しいですし、僕たちは勝点3を取らないと上にはいけないので。そういったことを感じて、明日からのトレーニングから生かしてくれればと思います。」と試合後に増田監督は語った。この経験を今後のリーグ戦に必ず生かさないといけない。

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仙台戦に向けては、中3日でのトレーニングとなった。仙台戦のトピックの1つは、岩尾 憲選手、鈴木 輪太朗 イブラヒーム選手、ターレス選手の3名が出場登録が完了し、出場可能となる初めての試合。「ポジションでの競争も激しくなりましたし、紅白戦も含めて一定の水準が上がることは非常にありがたいです」と増田監督。日ごろのトレーニングからそれぞれの選手がそれぞれのキャラクターを出していた。誰もスタメンの座は確約されていない。チーム内で切磋琢磨して、さらなる成長へ。

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今節の相手、ベガルタ仙台とはリーグ戦では第6節に対戦。お互いチャンスを作り出す一進一退の内容だったが、0-0のスコアレスドローに終わった。
また、約1か月前の6/12(水)には天皇杯2回戦で激突。ヴォルティスが攻め込む時間が長かったが得点を奪えず。しかし、後半アディショナルタイムに渡 大生選手の目が覚めるような劇的なミドルシュートで勝利を収めた。
仙台とは今シーズン3回目の対戦となる。ここまでリーグ戦、全試合に出場し、キャプテンマークを巻くこともある森昂大選手は「結構守備が堅いチームという印象があります。最後のところで全員が体をはってきますし、その中でも攻撃の能力が高く、個で打開できる選手も多いので、全体的に堅いチームという印象です」と語っている。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

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この試合を終えると、リーグ戦は約3週間の中断期間となります。中断前最後の試合を白星で飾り、いい形で中断期間に入りましょう。また、この試合は北島町民デー。北島町ブースでは水素自動車、水陸両用車の展示などがおこなわれます。ぜひポカリスエットスタジアムで共に戦いましょう!
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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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