【BOATRACE】弱冠20歳の藤原仙二が蒲郡予選トップ! 準優は森高一真と対決 

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 ボートレース蒲郡(ナイター)の「蒲郡市観光協会会長杯争奪 蒲郡あじさい特別」は24日、4日目の9・10・11Rで準優勝戦が行われる。予選最終日だった23日の3日目を振り返ると、雨が降ったりやんだりのコンディション。終日、風速は1メートル以下の静水面だったが、風向は定まらなかった。決まり手は、逃げが最多の5本、まくりとまくり差しが3本ずつ、差しが1本だった。

 3日目の配当面は、1Rで金山立樹がまくり差し突き抜け、2万円台の万舟券が出現。11Rは岡祐臣が2コースからまくって3万円台の万舟券が飛び出した。準優ボーダーは前日の6.67から6.40まで下がり、上平真二が18位で滑り込んだ。

 シリーズリーダー争いは熱を帯び、得点率9.20には藤原仙二(滋賀出身・滋賀支部20歳)【冒頭の写真】と松井洪弥が並んだが、1着本数の差で藤原が首位通過を果たした。3日目連勝の藤原は「前半(3日目2R)は緊張したけど、初めてインから逃げ切れて楽になりました」と通算2回目の1コース戦で勝ち星をゲット。勢いに乗って後半6Rは5コースから鮮やかなまくり差しを披露した。「足はいいですね。後半は外枠だったので伸びを意識した調整をしたけれど、回り足や乗り心地も悪くないです。スタートも景色が分かったし、見えてきています」とボルテージが上がっていた。130期の藤原仙二は2年前にデビューし現在はB1級の勝率3.96。7月からもB1級だが勝率は4.91にアップ。優出は昨年12月三国で経験している(優勝戦4着)。

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 準優10Rの1枠になった松井洪弥(三重出身・三重支部31歳)【写真上】は「良かったですよ。出足は節イチちゃいますかね」とニッコリ。「山本さん(浩次)とか、伸びのいい人にはやられる感じはありますけど、それを除けばそんなに行かれることはないです」と19号機を仕上げている。「スタートは少し勘とズレがあるかな」と課題を挙げていた。

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 直前節の周年記念で桐生順平が大苦戦したモーターといえば72号機。今節は岡祐臣(三重出身・三重支部40歳)【写真上】が使用しているが、準優10R2枠にエントリーした。「足は無理やり伸びに寄せているので、もう少し出足をこさせたいです。ただ、モーターを考えれば合わせられていると思います」と表情は明るかった。

 最後に、初日ドリーム戦の1枠に指名され、SGタイトルを持つ森高一真(香川出身・香川支部46歳)【写真下】も立て直した1人。「悪かった初日を思えば、引き波を越えられるようになった」と白い歯がこぼれた。「まあ、それでも出ている人とは行き足から伸びが違う」と話すが、得点率6位まで押し上げ、準優11Rは2枠で乗艇。1枠の藤原にプレッシャーをかけて貫禄を示すか!? 注目の好カードだ。

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<蒲郡 4日目 9R 準優勝戦>
1枠 大場 恒季(愛知・愛知)
2枠 岡瀬 正人(岡山・岡山)
3枠 近藤 友宝(埼玉・埼玉)
4枠 北川 潤二(愛知・愛知)
5枠 古田 祐貴(香川・香川)
6枠 服部  剛(静岡・静岡)
※()内は出身・支部の順

<蒲郡 4日目 10R 準優勝戦>
1枠 松井 洪弥(三重・三重)
2枠 岡  祐臣(三重・三重)
3枠 谷津 幸宏(埼玉・埼玉)
4枠 福田 雅一(香川・香川)
5枠 前田 聖文(愛知・愛知)
6枠 中里 昌志(埼玉・埼玉)

<蒲郡 4日目 11R 準優勝戦>
1枠 藤原 仙二(滋賀・滋賀)
2枠 森高 一真(香川・香川)
3枠 加藤 政彦(東京・東京)
4枠 山本 浩次(大阪・岡山)
5枠 是澤 孝宏(京都・滋賀)
6枠 上平 真二(広島・広島)
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