全日本大学駅伝選考会に向けた各選手の意気込みを公開

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 秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会の関東学生陸上競技連盟推薦校選考会が6月23日(日)に、相模原ギオンスタジアムで行われる。日本大学陸上競技部特別長距離部門は、2022年の54回大会以来2年ぶり43回目の本戦出場をかけ選考会に挑む。

日本大学陸上競技部特別長距離部門 【日本大学】

 今年1月、4年ぶり90回目の箱根路を駆け抜けた日本大学陸上競技部特別長距離部門。苦しい時期を支えた世代が卒業し、チームは新入生を迎え新たな取り組みと共に、”ニチダイシンジダイ”の第2章が始まった。
 5月に行われた第103回関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)では、5000mでシャドラック・キップケメイ(文理学部2年/ケニア・イリギタリティ)が2位、3000m障害では山口月暉(法学部3年/鳥取城北)が好走を見せ5位入賞。その他の選手も成長を感じられる走りを見せ、シーズン初戦をいい形で終えていた。

 そしていよいよ今週末に迎える全日本大学駅伝対校選手権大会の関東学生陸上競技連盟推薦校選考会。日本大学は、4年生から10000mでチーム2番目の持ちタイムを持つ安藤風羽(文理学部4年/鹿児島実業)と大橋優選手(法学部4年/大垣日大)の2名がエントリー。3年生からは主将の中澤星音(経済学部3年/一関学院)ら最多の5名、2年生からはエースのシャドラックを含む4名、1年生から黒川遙斗(法学部1年/札幌山の手)と橋本櫂知(スポーツ科学部1年/学法石川)の2名がエントリーされた。

 予選会は10000mを13名登録のうち、8名までが走ることができ、1校2名ずつ、4組でレースを行い、8名の合計タイムの上位7校が推薦対象校となる。どの組で走るかという事もタイムに影響するため、各チームの戦略が問われる。
 日本大学の上位8名の持ちタイム合計は全体で7位。勿論そのままの結果とはいかないだろうが、昨年末から改修で使用できなかった陸上競技場が、今年3月末で改修が終わってからは、満足にトラックを走り込むことが出来ており、2年ぶりの伊勢路に向けチームの士気は高い。

各選手の意気込み

主将・中澤星音(経済学部3年/一関学院)
- 新入生を迎えてから3ヶ月、新チームの雰囲気は?
「新体制になり4年生が抜けたことで、現状のチームの力不足を感じており、特に上級生を中心に危機感を募らせていました。それでも各個人が練習に真摯に取り組み、目標に対して全員で同じ方向を向き達成を目指すチームになってきていると思います」

- 選考会に向け、チームの士気はいかがですか?
「昨年全日本駅伝に出場することが出来なかった悔しさをバネに、今年は何としても予選会を突破するという想いが強いです。箱根駅伝出場に向けたひとつの通過点として、まずはここで結果を出したいという気持ちでチームの士気は高まっていると感じます。」

- 選考会に向け意気込みをお願いします。
「キャプテンとして、自分がチームに流れを作る走りをしたいと思います。少しでもチームに貢献できる走りを目指します。」

3年生で主将に抜擢された中澤主将、3月の取材では「(箱根駅伝の)シード権を争って戦えるチームに変えていかないといけないと思っています。(個人としても)今年はギリギリで走らせてもらったという感覚なので、箱根で戦えるタイムを出せるように努力して、自分の力で出走を勝ち取りたい」と強い思いを語っていた。 【日本大学】

安藤風羽(文理学部4年/鹿児島実業)
- 関東インカレでは万全の状態ではなかったと思いますが、自己ベストに迫る走りを見せました、この結果は自信となったのではないでしょうか。
「関東インカレの結果は、正直納得していません。入賞者とはかなり差をつけられてしまい、多くの課題もありました。今後はそんな強い選手達と戦わなくてはいけないので、さらに気を引き締めたいです。」

- 最終学年となり最後のシーズンを迎えます、チームの日本人エースとして選考会に向けた意気込みをお願いします。
「どんな結果になったとしてもひとつひとつ全ての試合が最後となっていきます。日本人エースとしての自覚と責任を持ち、期待に応えられる走りを見せたいと思います。そんな中でも、しっかりと試合を楽しんでいきたいです。」

関東インカレ、10000mを走る安藤 【日本大学陸上競技部特別長距離部門】

以下は各選手より選考会への意気込みを伺った。

大橋 優(法学部4年/大垣日大)
「2年ぶりの全日本大学駅伝出場に向け、チーム一丸で挑みます。」


大仲竜平(スポーツ科学部3年/北山)
「チームに貢献できるように全力で頑張ります。」


鈴木孔士(法学部3年/中越)
「今年に入ってチームに貢献する結果を残せていないので全日本予選突破に貢献できるように頑張ります。」


滝澤愛弥(文理学部3年/佐野日大)
「本戦出場に向けてチームに貢献する走りします。応援や支えてくださっている方々に感謝を走りで伝えられるように頑張ります。」


冨田悠晟(法学部3年/草津東)
「復活の走りを見せます!自慢のスピードで誰よりも速く駆け抜けます。応援宜しくお願いします。」

 
天野啓太(法学部2年/岡崎城西)
「前半シーズンで1番大事なレースとなるので、チームに勢いをつける走りをします!」


シャドラック・キップケメイ(文理学部1年/ケニア・イリギタリティ)
「暑さに負けずにナンバー1目指して頑張ります!」


高田眞朋(スポーツ科学部2年/宮崎日大)
「チームにとって追い風になるような走りをします!」


山口聡太(文理学部2年/佐野日大)
「チームに貢献できる走りをします!」


黒川遙斗(法学部1年/札幌山の手)
「安定感のある走りで本戦出場に貢献します!」


橋本櫂知(スポーツ科学部1年/学法石川)
「日本大学の本戦出場に貢献できるよう勝ちにこだわる走りをします。」

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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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