【マッチレビュー】Bリーグ CHAMPIONSHIP 23-24 FINALS GAME3 琉球vs広島

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チーム・協会
【これはnoteに投稿されたbonafide-baller(ボナファイド・ボーラー)さんによる記事です。】

GAME1のショートレビュー

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GAME2のショートレビュー

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ロスター

琉球ゴールデンキングス

スタメン

琉球ゴールデンキングス

試合結果とボックススコア

1Q 琉球12-17広島

2Q 琉球29-35広島(琉球17-18広島)

3Q 琉球40-46広島(琉球11-11広島)

4Q 琉球50-65広島(琉球10-19広島)

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ゾーンDFから先行

GAME2と同じスタメン。開始からブラックシアーのアタックで先制した広島は、琉球のエンドインバウンズに対しては2-3、トップオブザキースタートのオフェンスに対しては3-2となる変則的なゾーンディフェンスを敷く。琉球の保持局面は抑えながら、中村のペリメータージャンパーにより自らの保持局面を生かしきる広島が先行する。

琉球はリムプロテクトに睨みを効かせるクーリーを中心に、広島同様、固いディフェンスを見せロースコアゲームへ持ち込みながら、セカンドユニットにおいては、河田を下げてオンザコート2へと変更する広島に対し、インサイドでのアドバンテージを生かして追い上げることになる。1Q終盤には再び河田を投入した広島は、中から河田、外から船生が打ち抜き、リードして入った2Qも早々に上澤が3ptを決めるなど、先行する展開へ。

琉球の反撃、立て直す広島

琉球は松脇の3ptで反撃のキッカケを掴みたいところであるが、広島はブラックシアー、メイヨが連続で3ptを沈めるなど、絶好調のアウトサイドシュートを武器に、琉球の追撃を許さない。

一時的に二桁点差へと広がった展開においても慌てない琉球は、岸本のディープスリーにより一桁点差へ戻しながら、ディフェンスにおいてはストレートマンツーマンを選択。ハイポストではダブルチームを仕掛けつつ、45°〜90°のエリアにおけるディナイの徹底により、外角から広島の保持局面をシャットアウト。他方、ローのファストブレーク、岸本のアタックなど、自らの保持局面は確実に生かしながら、琉球がジワジワと1ポゼッション差まで詰める追い上げを見せる。

2Q終盤を勝負所の1つとして見極めた広島は、河田、メイヨ、エヴァンスのオンザコート3を中心としたインサイドアタックの徹底により、ファールドローからのフリースローで得点を重ね、6点のリードを奪い試合を折り返す。

一進一体のロースコア

3Qは、開始から今村の連続得点により琉球が点差をつめることに。両チーム共に、ディフェンス強度の高さを維持しながら、得点ペースはスローダウン。お互いに我慢の時間が続く中、先に均衡を破ったのは広島。山崎のコーナースリーで流れを引き寄せると、エヴァンスのリムアタックにより11点リードを奪い、再び前に出ることになる。

広島はこのまま押していきたいところであったが、3Q終盤、琉球はローがコーナースリーを沈めると、インサイドの要である河田が4つ目の個人ファールを喫するなど、クラッチタイムへ向けた不安要素を残し、広島の6点リードで4Qへ。

ノースリーディフェンスは円熟の境地へ

最終クォーター、開始から両チーム共にエナジーを振り絞り、守り合う展開に。メイヨがタフな3ptを沈めた広島が先制し9点のリードを得ると、琉球の保持局面において、広島は徹底した"ノースリー"のディフェンスを敷く。

琉球のスクリーンプレーに対し、ヘルプディフェンスと1線のディフェンスが激しくスイッチを繰り返しながら、他方、アウトサイドのエリアにおいてはディナイを徹底する広島。クーリー、今村のインサイドアタックでは得点に成功する琉球ではあったが、広島のノースリーディフェンスには苦しみ、アウトサイドシュートは不発となる。

ノースリーディフェンスの徹底により、琉球に反撃のキッカケを与えなかった広島は、保持局面において中村が3ptを沈め10点のリードを奪うことに。最後まで必死のエナジーで食らいつく琉球の追撃を振り切った広島は、最終盤のゲームコントロールを完遂。

GAME3を制した広島は、23-24シーズン、クラブ史上初となるB1チャンピオンシップ優勝を達成。ディフェンディングチャンピオンの琉球は、連覇まであと一歩に迫りながら、その高い壁に阻まれることとなった。

あとがき

広島のディフェンス力を象徴するような4Qのノースリーディフェンス。クラッチタイムにおいて、リーグ最強クラスの勝負強さを誇る琉球に対し、被3pt:0本という驚異的な数字を叩き出し、勝負所でやるべき仕事をチームとして完遂。その手で優勝を力強く手繰り寄せた。

絶対的司令塔である寺嶋を怪我で欠きながら、チャンピオンシップを勝ち抜く中、死闘に次ぐ死闘、厳しい実戦を通して鍛えられた広島。そのチームの練度は、ファイナルの舞台で円熟の境地へ達することに。紛うことなきBリーグの年間王者として、このチャンピオンシップでの戦いぶりは凄まじいものがあったと、率直に感じたところである。

敗れた琉球も、厳しいカーディングを勝ち抜き、ファイナルでも先手を取るなど、連覇に王手をかける見事なエナジーを発揮。最後の最後、連覇の高い壁に阻まれたものの、その戦いぶりはファイリストとして、ディフェンディングチャンピオンとして、堂々たるものであったように感じた。

Bリーグの23-24シーズンを締めくくるに相応しいファイナルの激闘。素晴らしいエナジーを見せてくれた両チームに対し、心から拍手を贈りたい。

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