レンジャーズとの首位攻防戦に勝利し、リーグ優勝が秒読みに|セルティックFC

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【©CelticFC】

前田のオウンゴール誘発を含む2ゴールでグラスゴーダービーを制す

2024年 5月11日(土)

グラスゴー、セルティック・パーク

セルティック 2-1 レンジャーズ
(オライリー 35’ オウンゴール 38’)

今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップも残り3試合。首位セルティックは、勝ち点3差で2位のレンジャーズとの首位攻防戦を迎えた。

この試合に勝てばレンジャーズとの勝ち点差が6に広がり、優勝をほぼ確実にできる状況の中、ロジャーズ監督は前田や旗手といった選手をチョイス。また、前節のハーツ戦で2ゴールを挙げ、リーグ週間ベスト11にも輝いた古橋も先発する。

試合はグラスゴー・ダービーに相応しいインテンシティの高い展開に。そんな中、スコアを動かしたのは、チームの大黒柱だった。35分、前線右サイドに上がった主将マクレガーが、ペナルティーエリアのオライリーに速いパス。デンマーク代表MFはこの強いボールを見事にコントロールし、素早いテンポでゴールニアサイドにシュートを流し込んだ。

先制点から3分後、カーター=ヴィッカースのロングボールを受けた前田が左サイドからグラウンダークロスを送ると、相手DFが処理を誤りオウンゴール。前回のレンジャーズ戦でもゴールを決めた前田は、喜びを爆発させゴール裏のサポーターの元へ飛び込んでいった。

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その後、相手に1点を返されたセルティックだが、アディショナルタイムにとある出来事が起きる。レンジャーズのランドストラムが足裏で危険なタックルをA・ジョンストンに仕掛け、審判はイエローカードを提示。その後VARチェックを行い、レッドカードに判決が変わり、レンジャーズは残り時間を10人で戦うこととなったのだ。

数的有利で前半を折り返したホームのセルティックは、後半も積極的に追加点を狙う。試合終了間際には前田がボレーシュートでネットを揺らすが、惜しくもオフサイドの判定となった。

2-1で勝利したセルティックは、2位レンジャーズとの勝ち点差を6に広げた。リーグ戦は残り2試合のため、いずれかの試合で引き分け以上の結果を残すと無条件でセルティックの優勝が決まる。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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