5月10日、森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第6回戦は、9対4で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は初回、入江大樹選手の安打、安田悠馬選手の四球で1死1、2塁から、伊藤裕季也選手、黒川史陽選手、堀内謙伍選手の適時打で3点を先制。6回裏には武藤敦貴選手、中島大輔選手の2点適時打で4点、適時失策の間に2点を追加した。

　先発の辛島航投手は、2回表に1死1、3塁のピンチを迎えたが、ここを併殺で切り抜ける。以降は2塁を踏ませない投球を見せ、6回73球3安打1四球1奪三振無失点でマウンドを降りた。

　しかし、7回表に登板した伊藤茉央投手は、4四死球と制球が定まらず、2死満塁の場面で降板。後を受けた清宮虎多朗投手が連続押し出し四球を与え、2点を失う。8回表にはターリー投手が2死1、3塁で降板し、津留崎大成投手が村田怜音選手に2点適時打を許したが、9対4で迎えた9回表は、高田孝一投手が無失点で締めて試合終了。

　辛島投手は2勝目をマーク、打っては入江選手、フランコ選手が2安打をマークした。一方敗れた埼玉西武は、先発の上間永遠投手が5回74球4安打3四球2奪三振3失点の内容。2番手・井上広輝投手は1回4安打2四球6失点（自責点4）と崩れた。なお、村田選手が2安打2打点を記録している。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００００００２２０ ４
楽 ３００００６００Ｘ ６

西 ●上間永遠-井上広輝-宮澤太成-赤上優人
楽 ○辛島航-伊藤茉央-清宮虎多朗-ターリー-津留崎大成-高田孝一