「ファイナルへの確信は、早い時期からありました。アイントホーフェンでの（ノックアウトステージ ラウンド16）ファーストレグの前に、初めてチームの前でその話をしました。ロンドン（ファイナル会場）までの道はそんなに遠くないということを私が言うと、メンバーは少し困惑した表情をしました。その実感を得るには、まだ少し時間がかかるでしょう。けれども、喜びはすでに大きい」

「これまで、試合ごとに私たちは成長してきました。昨シーズン準決勝進出のミランにも勝ちました。準決勝で戦ったことのある相手を破ったとき、自分たちにもできるって思えた。私たちは、いつも注目されるようなチームであろうとは思っていません。だからこそ、これまでの道のりは、信じられないくらい素晴らしい。今日のような試合は、セットプレーが突破口になったり決着がついたりすることが多いことも分かっていました。マッツ（・フンメルス）は、それを見事に決めました」