【ラグビー/NTTリーグワン】勝ち点1差で追う4位の横浜E、 大分の地で「情熱的な“イーグルスのラグビー”」を<横浜キヤノンイーグルス>

横浜キヤノンイーグルス ミッチェル・ブラウン選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

ディビジョン1の最終節は、開幕戦のリターンマッチ。横浜キヤノンイーグルス(以下、横浜E)が今季全勝の埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)を迎えるホストゲームは、5月4日(土)14:05レゾナックドーム大分でキックオフのホイッスルが鳴り響く。

ラストプレーに笑うこともあれば、ラストプレーに泣くこともある――。第11節の東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)戦ではラストプレーで勝ち越した横浜Eが、前節のトヨタヴェルブリッツ戦は土壇場でトライを決められ敗者の側に回った。「最後の最後で試合を落とすことになって厳しいゲームだった」とミッチェル・ブラウン。それでも、横浜Eは立ち上がらなければならない。

レギュラーシーズン最終節の相手は、トップ独走の埼玉WK。お互いにプレーオフトーナメント進出を決めているとはいえ、横浜Eのリーグ戦における順位はまだ確定していない。勝ち点1差で3位の東京SGを追う4位の横浜Eは、まず目の前の埼玉WKに勝利した上で天命を待つ。ただ、相手はリーグ15戦全勝の首位チーム。“紙一重の勝負”も覚悟しなければならないだろう。今季初先発のミッチェル・ブラウンはこう言った。

「埼玉WKは各々が役割を遂行することに長けている強豪チーム。ただわれわれも一人ひとりに与えられた役割を遂行し、ミスを少なくした上で規律を守ることができれば、きっと試合はうまくいくと思う」

それぞれのタスクを遂行した先に待っている歓喜の瞬間。沢木敬介監督も“チームリーダー”の一人として認めるミッチェル・ブラウンに託された役割とは。

「ワークレート(仕事量)を上げて、ディフェンスとブレイクダウンで相手にプレッシャーを掛けたい。また常に冷静さを保ちながら、リーダーシップも発揮したいと思っている」

セカンダリーホストエリアの大分で勝利の喜びを。「情熱的な“イーグルスのラグビー”を見せることができれば、みなさんにも喜んでもらえる」と、ミッチェル・ブラウンの言葉は自信に満ちていた。

(郡司聡)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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