【BOATRACE】今井貴士、西山貴浩、池永太による三つどもえV争い 若松GW戦
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オール福岡支部によるゴールデンウイーク戦。準優勝戦が行われた29日の5日目は、強い追い風が吹いて3R以降は安定板装着のレースとなった。その準優勝戦では、9Rで予選3位の西山貴浩が、10Rで予選2位の今井貴士が、それぞれインから逃げて勝利した。しかし、11Rでは予選トップだった前田将太がスリットが中へこみになったことで6コース・古賀智之の強襲を警戒してインから流れてしまい、2コース池永太の差しに屈して2着。優勝戦1号艇を逃す結果となった。
まるでドリーム戦のような強豪がそろった優勝戦のメンバーと通算優勝実績は次のとおり。
<若松 最終日 12R 優勝戦>
1枠 今井 貴士(福岡支部)通算42V
2枠 西山 貴浩(福岡支部)通算47V
3枠 池永 太(福岡支部)通算52V
4枠 前田 将太(福岡支部)通算45V
5枠 岡村 慶太(福岡支部)通算30V
6枠 仲谷 颯仁(福岡支部)通算19V
ポールポジションの1号艇を手にしたのは今井貴士(福岡支部39歳)【冒頭の写真】。前走地の唐津に続いて2節連続の優勝戦1号艇だが、その唐津では上瀧和則のピット離れに屈してインを奪われ、優勝を逃し4着。今節初日はドリーム戦を制して連勝発進だったが、2日目にボート交換をして以降、気配は下降。「出足や乗り心地は悪くないが、展示タイムが出ていないし、直線は弱め」と、実は優勝戦の中ではパワー面で劣勢に立たされている。優勝するにはスタートで先手を取り、なおかつノーミスのターンが要求される。
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パワーの仕上がりでは岡村慶太が優勢で、5号艇でも侮れない存在。池永太はいつもの伸び系の仕上がりではないが、先攻めに行ける3コースなら十分Vチャンスはある。仲谷颯仁は不利枠のうえ、パワー面でも今井貴士とともに優勝戦では劣勢。展開待ちになるのは仕方がない。
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