激闘・第6組 竹田、蛭田が奮闘
竹田 麗央 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
激烈な優勝争いをさらに、熱くしたのは最終組から4組前でプレーした第6組。特に竹田麗央は、史上初の初Vから3週連続優勝がかかっていただけに、スタートからフル回転。連続バーディーで勢いに乗った。
最後まであきらめない。そんな気持ちがボールへ乗り移ったのがパー5・15番の第3打。ラフから残り50ヤードを、58度でチップインイーグルを決めた。さらに、パー5・17番は2オンに成功する。ピン5メートルから2パットでバーディー奪取。意地をみせつけた。
「(記録の)プレッシャーはなかった。前半、首位へ2打差まで詰められれば、チャンスはあると思ってスタート。それだけに、ボギーの14番がもったいない。3パットだから、悔しいですね」と、通算16アンダー、5位タイの成績を振り返っている。
竹田 麗央 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
ただし、抜群の修正力を身に着けたのは今季、大躍進の要因である。今大会も、「80ヤード、70ヤードで距離のミスがきのう1回、きょうも1回あった。次週は今季初の公式競技。しっかり直して、頑張ります」と、大一番に向かうテーマを掲げている。
蛭田 みな美 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
加えて、「竹田(麗央)さん、高橋彩華さんのリズムがとてもいい。おふたりがスコアを伸ばしていたし私も、離されずについていこう作戦でした」。こちらの修正力もなかなかのもの。調子が上昇へ転じて、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップへ挑戦である。(青木 政司)
蛭田 みな美 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
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