【ラグビー/NTTリーグワン】どんなときも「チームを助ける」 明るい笑顔を見せるナイスガイのポリシー<東芝ブレイブルーパス東京>

東芝ブレイブルーパス東京 マイケル・コリンズ選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は4月27日、秩父宮ラグビー場で東京サントリーサンゴリアス(以下、東京SG)と対戦する。同じ東京都府中市を本拠地とするライバルとの“府中ダービー”は、互いの意地とプライドがぶつかる熱戦になるだろう。

BL東京のグラウンドに明るい笑い声が響く。今季からチームに加入したマイケル・コリンズはいつも楽しそうだ。ニュージーランド出身の30歳はスーパーラグビーやウェールズで経験を積んだユーティリティバックスで、背番号に関係なく、自身の能力を発揮している。

「(複数のポジションをこなすのは)ときには難しいこともありますが、とにかく、フィールド上でプレーするのが好きです」

外国籍選手の出場枠に限りがあることも影響し、シーズン序盤は出場機会が少なかったが、マイケル・コリンズは「自分のキャリアの中で学んだことは、『試合に出場しなくてもチームメートを助けることができる』ということです。自分の視点やゴールをその時々で変えて、チームを助けるために相応しい手段を選びます」と、前向きに練習に取り組んできた。そして、その姿勢はBL東京のチームカラーにも重なっていた。

「チームにはお互いを助けたいという気持ちが表れています。試合に出場しなくても、自分が取り組むべき姿勢を持ってチームメートを助ける。そういうことができているチームです。そこが非常に重要なことで、スタッフ、コーチ、選手が一つのゴールに向かっています」

23日の練習では、ニュージーランドから戻ったばかりのリッチー・モウンガが仮想・東京SGの選手役としてプレーする姿があった。マイケル・コリンズはそのシーンについて、「まさに『チームを助ける』という姿勢が表れています。本当に成功するチームというのは全員にやるべき役割が存在しているものです」と力強く語った。

緊張感が高まる終盤戦に向けても「ワクワクしています」とほほ笑んだマイケル・コリンズ。明るい笑顔のナイスガイは、これからもさまざまな役割でチームを助けていく。

(安実剛士)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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