岩井明愛 タフネスで勝負『最終日、最終組で』
岩井 明愛 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
疲れ知らず。岩井明愛が元気だ。前週、シェブロン選手権を戦い、帰国して即、今大会へ出場する。その顔には、「試合が待ち遠しい」と書いてあるようだった。「休む、という選択肢はありません。体が続く限りは試合へ-が私のスタイル」と頼もしい。
それにしても、今季開幕前からサウジアラビア→タイを転戦するなど、世界中を駆け回る。若さの特権といえばそれまでだが、「私よりも、支えてくれるチームの方が大変でしょう」と、不安など皆無である。前週は30位タイ。予選突破を果たしたものの、「耐えるプレーが必要なことを学んできた。つらくてもがんばる。それは毎週、同じことですね。それを一番、感じた。でも、もう少しテレビ中継で映してくださるポジションで戦わないと…」と言葉を区切り、「今回は最終日、最終組で盛り上げます」と決意を語った。
コースとの相性は、もちろんいい。アマチュア時の21年、3位タイへ食い込んだ。「きのうの雨の影響できょうは、グリーンがとまったけど、晴天が続けばスピードが出てくる。ピンまで打っていけるようなショットができれば、チャンスはあります。イメージは悪くはありません。1Wをちゃんと振っていればいい」と、話している。
また、コースレイアウトが変更されたことについては、「18番はパー5で終わりたい。でも、こればかりは仕方がないことですね」。タフネスを地でいくようなたくましさが身上だ。今季初優勝を目指し、いよいよゴールデンウィークがスタートする。(青木 政司)
岩井 明愛 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
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