先週の４月２０日(土)、２１日(日)の佐賀競馬開催は水が浮く軽い馬場へと変わっていき、先行有利が続き序盤から激しい先行争いが多いレースでした。

それでもなかなか前が止まらない馬場状況が続いていましたし、２０日(土)の第６レースではサシバ(８番人気)がハナを奪うと稍速めのペースに思えましたが、

渋太い粘り腰で逃げ切りました。直後の好位を追走していたシャインデザイン(７番人気)が４馬身差の２着、さらに１１／２差でナックブリーズ(１番人気)が

３着に入線しました。３連単は先週の２日間で１番高配当となる１,１２９,８８０円が飛び出し波乱も起こるレースもありました。

２１日(日)のメイン競走、第６レース『サガン鳥栖杯　第８回佐賀ヴィーナスカップ』は高知所属の多田羅誠也騎手が騎乗するアンティキティラ(３番人気)が

好位追走の流れから４コーナー手前でスパートを開始すると、一気に先頭に躍り出て１馬身差まで詰め寄ったクリノメガミエース(２番人気・笹田知宏騎手騎乗)を振り切り

１分２７秒４の勝ちタイムで見事優勝しました。兵庫所属の永井孝典騎手が騎乗するアイヤナ(９番人気)が２１／２差で３着で、

ミニョン(１番人気)はスムーズな立ち回りが叶わず５着に敗れました。飛田愛斗騎手が騎乗するシウラグランデ(三小田幸人厩舎)が佐賀勢では最先着の６着でした。

先々週よりもさらに先行馬が好戦するコース状況でした。今週も雨が降る日が多い予報なので、引き続き先行有利の馬場が続きそうです。

４月２１日(日)の第４レースで管理するキクノミヤビ(２番人気)が好枠からダッシュ良く先手を奪い、そのまま逃げ切って地方競馬通算５００勝を達成しました。

近年の佐賀競馬の調教師の中では異例の速さとなる快挙で、山田徹調教師は２０２２年、２０２３年とリーディングトレーナーにも輝いており、

２０２４年１月１日～４月２２日の現在でも３２勝を挙げており、真島元徳調教師が勝利数１位で３４勝、２勝差まで迫っています。

今年も絶好調と言える山田徹調教師の活躍に注目です。

【４月２８日・日】佐賀皐月賞当日のイベントご案内

★デイリー杯佐賀皐月賞特別抽選会

広島カープグッズや佐賀競馬オリジナルグッズが当たる抽選会を実施！

・場所：中央通路

※協力：デイリースポーツ


★UMATENAデビューライブ

・1回目：13:00頃

・2回目：18:45頃



★「HelloYouth」ゲストライブ

・1回目：13:30頃

・2回目：17:00頃

※UMATENA・HelloYouthともに、各ライブ終了後に特典会を予定



★UMATENA関連イベント

佐賀競馬の1000円以上の未確定馬券を提示するだけ

・「UMATENA馬ガチャ」で運試し！

・「UMATENAスタンプカード」に、お１人様1スタンプ付与。

全て貯まると、UMATENAオリジナルグッズの引換券に！



また当日は特典会を実施予定です！

①15：30頃　②19：30頃


★2024来場ポイントキャンペーン

4月28日より開始いたします！期間中、佐賀競馬場にてデジタル来場ポイントを貯めると、先着で豪華景品をプレゼント！


イベント詳細は決定次第随時お知らせいたします。

佐賀競馬公式ホームページ https://www.sagakeiba.net/


当日は佐賀競馬場へぜひお越しください！

今週の佐賀競馬は４月２６(金)、２７(土)、２８日(日)の３日間開催です。

２６日(金)のメインレースは『卯月特別　１７５０ｍ』です。２７日(土)のメインレースは『スイートピー賞　９００ｍ』です。

２８日(日)は３歳クラシック１冠目となる『デイリースポーツ杯 第１２回佐賀皐月賞　１８００ｍ』が行われる予定で

このレースの１・２着馬には九州ダービー栄城賞への優先出走権が与えられます。

世代トップクラスの素質を見せつけているウルトラノホシが実績的に一枚上の存在ですが、今回はレース間隔が開いているので、

この１８００ｍ戦の舞台となると息保ちの面でも仕上がりがポイントになりそうです。

他の馬も接戦に持ち込める可能性はありますし、力的にはスピードがあるトゥールリーも侮れません。

Ａ２クラスの古馬とも対戦して、前走は園田のネクストスター西日本で他地区の強豪相手に戦いましたし、その経験は生きてくるでしょう。

復帰戦となるトレベルオールは佐賀に移籍してからは初めて使う距離ですが、門別在籍時には１７００ｍ戦で４着と好戦していますし、

レース内容からも距離に対してあまり不安は感じません。飛燕賞で勝ち馬のトゥールリーとは０秒１差の２着と接戦でしたし、この距離なら

もっと動けて良さそうな感じはします。

勢いがあるケンタッキーグレイも目が離せない１頭です。前走のル・プランタン賞は高知のグラインドアウト相手に差のない勝負

しましたし内容も高評価できるものでした。充実一途の近況から展開ひとつで怖い存在と言えそうです。

他にはベテルギウス賞を制したＪＲＡ認定馬のフークファンタジーも休養から戻ってきています。

アメリカのサンタアニタダービー(G1)２着馬のマンダリンヒーローの半妹で牡馬顔負けの好馬体の持ち主。

復帰戦になりますが、ここに向けて順調に来ている様子ですし、どこまでやれるか楽しみと注目が集まります。

今年も３歳トップクラスの好素質馬が揃って非常に見応えのあるメンバー構成となりました。

休養明けの有力馬もいて接近戦と言えそうですが、３歳１冠目を制するのは果たしてどの馬か

ぜひ今週の佐賀皐月賞にご注目ください。