セレッソ大阪【J1リーグ 第9節 名古屋vs.C大阪】ルヴァンカップを経てチーム内の競争はさらに激化。18人全員の力で現在の勢いを加速させる1勝を目指す

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【CEREZO OSAKA】

JリーグYBCルヴァンカップ2回戦・いわてグルージャ盛岡戦から中3日。セレッソ大阪は、再びアウェイにて、名古屋グランパスとの明治安田J1第9節に挑む。ルヴァンカップ2回戦では、直近のリーグ戦から先発10人を入れ替えて臨んだ中、途中から出場したヴィトール ブエノのゴールが決勝点となり、1-0で勝ち切ることに成功した。この試合では、香川真司が約1ヶ月ぶりの公式戦出場、清武弘嗣も今季初出場を果たすなど、勝利以外にも明るい材料があった。ここまでリーグ戦5勝3分と負けなしのチームに新たな役者が加わったことで、さらに競争は激化。

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今節へ向けた3日間の練習でも、「毎日、選手から熱気を感じた」と小菊監督。「キャンプから『日常が全て』ということで、クオリティーの高い、集中力の高いトレーニングが出来ていたのですが、ケガ人が戻ってきたことによって、さらにその雰囲気がグッと上がり、競争力、クオリティーも上がったと思っています」とチームの様子を伝える。18人のベンチ入りを懸けた競争の激しさは、そのままチーム力の高さにもつながっていく。難敵が待ち構える今節も、途中出場の選手も含めたチーム全員の力でゴールをこじ開けていきたい。対する名古屋は開幕3連敗の後、4勝1分と復調。シーズン前に選手の大幅な入れ替わりこそあったが、持ち前の堅守は維持されており、3バック+ダブルボランチで組む中央は固い。セレッソとしては、そうした名古屋の堅守をいかに崩してゴールを奪えるかが今節のポイントになる。ルヴァンカップでも見せた対角のボールも織り交ぜつつ、相手を押し下げてニアゾーンを攻略していきたい。相手の前線には、スピードスターの永井謙佑がいる。カウンターの精度は高いだけに、攻めている時のリスク管理も同時に重要になる。また、昨季まで2シーズン、セレッソでプレーしていた山中亮輔と毎熊のマッチアップも今節の見どころ。

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前々節のアルビレックス新潟戦、前節の川崎フロンターレ戦と、ルーカス フェルナンデス、柴山昌也も含めた右サイドのローテーションは相手に脅威を与えていただけに、今節も期待が懸かる。リーグ戦3戦連発中のレオ セアラに生きたパスを配球し、仕留めたい。思い返せば、2020年も開幕3連勝で首位に立った翌節、第4節の相手が名古屋だった。この試合でセレッソは0-2で敗れ、連勝はストップした。そのシーズン以来、約4年ぶりに首位に立った現在。相手は再び名古屋だ。歴史を繰り返すわけにはいかない。敵地に集まる多くのサポーターとともにチーム一丸で戦い、今の歩みを止めずに「一気に加速していく」(小菊監督)勝点3を目指す。
(文=小田尚史)
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