セレッソ大阪【YBCルヴァンカップ 2回戦 C大阪vs.岩手】1発勝負のトーナメントに変更となった今季のルヴァンカップ。一戦必勝の精神で頂点へ向けた戦いが始まる

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【CEREZO OSAKA】

直近のリーグ戦、川崎フロンターレとの明治安田J1第8節から中3日。大会をJリーグYBCルヴァンカップに移し、セレッソ大阪は、いわてグルージャ盛岡との2回戦に挑む。舞台は、いわぎんスタジアム。キックオフは18時となる。

ここまでリーグ戦では8試合を終えて5勝3分、前節終了時点で首位に立つなど、クラブ設立30周年のメモリアルイヤーを最高の形でスタートさせた。その源になっているのが、チーム内での高い競争意識だ。「攻守に誰が出ても役割を全うできるように、キャンプから積み上げてきた」と小菊昭雄監督も自信を示すように、タイ、宮崎と続いたキャンプを通じて選手個々が最大限に自身のパフォーマンス向上に努め、それをチームの中で発揮すべく、1日1日のトレーニングに励んできた。そうした積み重ねが現在のリーグ戦での結果に表れている。今回の一戦もその過程にあり、リーグ戦とやるべきことは全く変わらない。リーグ戦に挟まれた過密日程であり、先発の変更は想定されるが、「キャンプからやってきたことを個人がどれだけ発揮できるか。チームとしても、パフォーマンスとして発揮できるか」(小菊監督)楽しみな試合と言える。試合の結果も当然重要だが、リーグ戦に向けた底上げという意味でも、選手それぞれのアピールにも期待したい。

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対するいわてグルージャ盛岡は、現在J3で2勝2分5敗、勝点8で18位と下位に位置している。ただし、直近の成績は上向きであり、ルヴァンカップ1回戦ではJ2の栃木SCに勝利している。2019、20シーズンとセレッソでもプレーした都倉賢や、西大伍といったベテランも健在であり、セレッソとしても簡単に勝てる相手ではない。「J1と同じ気持ちで臨むことが大事。そこだけ間違えずに明日もプレーできればと思う」とジョルディ クルークスが意気込みを述べれば、小菊監督も、「まず11人がしっかり自分たちのゲームモデルを全うする。そこが非常に大事になる。入りからゲームプランを全員で遂行する。守備でも正しいポジションを常に取り続けてハードワークする。それは私たちの生命線。一人ひとりが普段通り、しっかりやれるかどうか。そこが大事なポイントになってくる」と引き締める。相手の守備をどうこじ開けるか、ロングボールにもどう対応するか。決して油断することなく、最初のチャンスから仕留める意識で臨みたい。

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クラブ設立30周年の今シーズンは、クラブ初のリーグ優勝を最大の目標に戦っているが、もちろんカップ戦も頂点を目指すことに変わりはない。特にルヴァンカップは小菊監督体制になって以降、21年、22年と2年連続で準優勝に終わっているだけに、戴冠への意欲は強い。今大会から大会方式が変わり、最初から1発勝負のトーナメントとなった。負ければ敗退となる「非常に危険な試合」(小菊監督)に対し、チーム一丸、一戦必勝の精神で挑む。
(文=小田尚史)
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