【徳島ヴォルティス】第10節長崎戦に向けて

徳島ヴォルティス
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【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

前節のホーム千葉戦は0-1での敗戦。前半10分に先制を許して追いかける展開となったが、清水戦でも随所に見せた攻撃の組み立てを大きく崩さずに、狙いをしっかりと持ち続けて戦った。「共通認識というか、誰かにボールが出た時にどうやってサポートするのかというコンビネーションの部分は増えつつある」(杉森選手)、「攻撃回数も多くなってきているし、自分達のやりたい事は徐々にできてきている」(石尾選手)と手応えを感じながらも、前後半ともに作った決定的なチャンスを決め切ることができなかった。

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悔しい敗戦ではあったが、選手たちはもちろん、スタジアムに駆けつけたサポーターも下を向くことはなかった。柿谷選手は「本当に一緒に戦ってくれているんだなと改めて感じたし、だからこそみんなが本当に悔しそうでした」と、たくさんの想いを背負う責任を試合後に口にした。
この手応えを勝利という結果に繋げ、ここから這い上がっていかなければいけない。

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3連戦を戦ったチームは2日間のオフを挟み、長崎戦に向けて再始動。10日(水)は久しぶりの公開練習となり、練習後のファンサービスではサポーターの支えを間近で感じた。

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練習ではポゼッションやゲーム形式のトレーニングなどが組み込まれ、選手間でコミュニケーションを深めながらも、競争意識を高く持って長崎戦への準備を進めた。
メニューの合間には、増田監督がボードを使って説明する場面もあり、自分たちの戦い方をしっかりと確認しながらチーム全体の共通認識を高めていく。

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今節アウェイで対戦する長崎は、7試合負けなしで現在2位につけている。リーグ2位の16得点を上げる攻撃力が武器で、直近2試合でも合わせて6得点と勢いを持って戦いにくるだろう。

強力な外国籍選手も多い相手に対して森選手は「まずは個人のところで負けないことが大事」と話しながら、「周りにも自分から厳しく言って、チーム全体を指揮して締めさせる」(森選手)、「グループとして彼らへの対応を高めていくことが大事」(増田監督)とチーム全体で組織的に対応するイメージを共有する。

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そして「相手をケアしつつも自分たちが前向きにプレーできるような守備・攻撃をすることがベストだと思います」と、増田監督は改めて自分たちの戦い方をぶらさない姿勢を示した。

直近4試合で先発出場し、攻守両面でチームを引っ張る児玉選手は「前を向いたらみんな走ってくれる。僕が前を向くことでチャンスは生まれると思う。自分のできることをやって勝利に貢献したい」とゴールを生み出す意欲も見せる。

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どんな相手でも戦う姿勢は変わらない。
全員で勝利を目指して。
アウェイでの戦いですが、現地で、DAZNでともに戦いましょう。
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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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