V1リーグに挑戦していた五頭寛大がびわこ成蹊スポーツ大学に復帰!1部リーグでの活躍のその後は・・・。

びわこ成蹊スポーツ大学
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びわこ成蹊スポーツ大学に復帰した五頭寛大選手 【©︎TOKYO GREAT BEARS】

2023-24シーズンにバレーボールのV1リーグ「東京グレートベアーズ」に所属していた五頭寛大選手が、びわこ成蹊スポーツ大学男子バレーボール部に復帰することが発表された。五頭選手は、昨年8月に V1リーグに所属する東京グレートベアーズのトライアウトを経て、見事プロ選手として契約。東京グレートベアーズとしては初となる現役大学生選手であった。
この4月からは在学中の滋賀県のびわこ成蹊スポーツ大学男子バレーボール部に籍を戻すこととなった。びわこ成蹊スポーツ大学男子バレーボール部は、昨年の関西大学バーレーボール秋季リーグ戦(2部リーグ)で1位となり、今日開幕する春季リーグ戦は1部リーグに挑戦する。五頭選手自身は、大学1年生の秋季リーグ戦以来の1部リーグへの挑戦となる。
そんなプロ経験をした五頭選手に、この春季リーグ戦にかける想いを聞いた。

Q.V1リーグを経験してどうでしたか?

大学とは何もかも違いました。特に意識の面では、全員プロ選手なのでバレーボールで生きていくという意志があり、一生を捧げている覚悟を感じました。その経験から、自分自身も普段の練習やトレーニングへ取組む姿勢が変わったと思います。トレーニングで言うと、自分の身体を理解して、運動量が少ない時は自ら走りに行って強度を上げることや、周囲の選手よりも自主練習などに積極的に取り組みました。その結果、リベロとしての出場は少なかったのですが、シーズン後半には守備固めの役割でコートに入る機会が増え(最終的に23試合、26セットに出場)、プロの舞台を1シーズン通して経験できたことが大きかったです。選手としてはもっと出場したかったのですが、実力の差を肌で感じることができました。

大学との差は?

スパイクの強度やスピードは、やはり次元が違いました。その中で、どうやってボールを落とさないようにするか、次に触る選手がやりやすいようにするかなど、細かいプレーの質の大事さを学びました。

今回大学リーグに再度チャレンジすることになったが、その心境は?

今回V1リーグに挑戦させていただき、普通の大学生では経験できないことを経験させていただきました。V1リーグでしかできないこともありましたが、大学リーグでしかできないこともあるので、そこは今回のリーグ戦で経験したいと思っています。

チームに合流し、チームメイトやチームの雰囲気は?

しばらくチームから離れていましたが、技術的には2部リーグで優勝するだけあって、個々のレベルは上がっていました。戦術やチームの理解はこれからですが、チームの雰囲気は大きな変化がなくすぐチームに馴染むことができました。まだまだ荒削りなところがありますが、1部リーグでは十分チャレンジできるのではないかと思っています。それでも、チーム力としては他大学に比べて低いと思うので、自分が中心になってチームをまとめていきたいと思っています。

五頭選手自身、大学1年生の秋季リーグ以来の1部リーグでの挑戦に向けて意気込みは?

3年間で自分自身がどれだけ成長できたのかを確かめたいです。大学1年生の時は、力がなかったわけではないですが、結果につなげることができず終わってしまって悔しい思いをしました。今回は、プロで出場していた分、自分が出場して勝利に導けることが宿命だと感じているので、なんとか結果を残したいと思っています。また、一人の選手として個人賞には拘っていきたいです。

大学卒業後の展望は?

やはりもう1度プロの舞台に行きたいと思います。できたこととできなかったことがありましたし、近くで日本代表選手を見たからこそ、少しずつ進化をして、ゆくゆくは自分も日本代表に選出されることを目標としたいです。

日本代表のリベロになるためには?

圧倒的にまだまだスキルが足りていません。代表選手と同じ取り組みをしていては勝ち取れないと思うので、何か強みを作りたいです。自分は過去にセッターの経験もあるので、「セッターのできるリベロ」は強みだと思っているので、2本目の触るセットの技術を磨いた上で武器にしていきたいです。

最後に8月のインタビューでは、「ワクワク」していると言っていたのが印象的でしたが、次の「ワクワク」はどうしましょうか?

自分がどう進化しているのか、リベロとしてどう変わっていくのかワクワクしています。努力すれば努力する分、新しい道が切り開けるので、そこは遠慮なく挑戦していきたいです。

【©びわこ成蹊スポーツ大学】

五頭選手はのチャームポイントは『笑顔』。インタビュー中も笑顔で一つひとつの質問に答える姿があった。印象的な笑顔の中に、次の目標を真っ直ぐ見ている無邪気な「ワクワク」した強い瞳を持つ五頭選手。プロ選手としての経験を経て、まだまだ成長したいと前を向く五頭選手のますますの活躍に期待が高まる。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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