【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第28節 FCVデンデルEH戦 試合結果|3-0敗戦

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

レギュラーシーズンも残り3試合。2位までに与えられる1部への自動昇格圏に向け、3位のデンデルと4位のデインズの勝ち点1差の直接対決となったこの一戦。デインズは前節から選手を数名入れ替えて試合に臨んだ。

前線の強力なアフリカ系FW陣へのロングボール、カウンターアタックを武器とするデンデルは、開始早々前線へ長いスルーパスを送ると、裏に抜け出したFWンシンバが中央へ折り返す。このボールがゴール前での混戦を生み、デインズDFケネス・シューマンスのオウンゴールを誘発し、デンデルが重要な試合で幸先良く先制点を上げる。反撃に出たいデインズは、前半11分に左サイドのMFファン・ラントショートの中へのクロスからのこぼれ球を冬に途中加入したスペイン人MFハイメ・シエラが拾い、強烈なボレーシュートを放つもここは惜しくも相手GKに阻まれる。

その後デインズは同点弾を目指すも決め手を欠く中、追加点を奪ったのはデンデル。35分、前線へのシンプルなロングボールをFWソラディオが競り勝つと、サイドからのクロスを受けたMFマルゾがシュートブロックに飛び込むデインズDFを冷静に交わし、ゴール上に強烈なシュートを突き刺した。勢いに乗るデンデルは44分にも、コーナーキックにCBがヘディングで合わせ、試合を3-0とする。

【(C) KMSK Deinze】

後半、どうしても得点が必要なデインズはスペイン1部ラ・リーガでの経験が豊富な左サイドバックのビクトル・アルバレスと元U-20ドイツ代表MFエミリオ・ケーラーを投入して反撃に出る。53分、そのエミリオ・ケーラーがゴール前でボールを受けると、ポストの左脇をすり抜ける惜しいシュートを放つ。しかし、その後デインズはなかなかチャンスを作れずにいると、75分にはデンデルMFがカウンターからバー直撃の強烈なシュートを放つなど、攻撃陣が猛威をふるい続ける。

結局試合はそのまま終了。デインズが5位に順位を下げた一方、3位デンデルは2位ロンメルSKが引き分けたため、自動昇格圏の2位に浮上。残り2試合となったレギュラーシーズン。1部昇格を目指すデインズは次節、現地時間4月13日20時からホームに3位ロンメルSKを迎える。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ローラン・レモワン、ケネス・シューマンス、デニス・プリチネンコ
MF:ガエタン・ヘンドリックス、ハイメ・シエラ、テオ・キンテロ、ファン・ラントショート、ゴンサロ・アルメナラ
FW:レナート・メルテンス、スレイマネ・アン

ベンチ入り
ウィリアム・ドュトワ、ビクトル・アルバレス、アンドレアス・スペゲラエレ、、ギヨーム・デ・シュライバー、アレッシオ・スターレンス、アイマン・カシミ、スヴェン・ブラーケン、エミリオ・ケーラー、ママドゥ・コネ

途中出場
46分:エミリオ・ケーラー(Out:スレイマネ・アン)
46分:ビクトル・アルバレス(Out:デニス・プリチネンコ)
68分:スヴェン・ブラーケン(Out:テオ・キンテロ)
68分:ママドゥ・コネ(Out:レナート・メルテンス)

得点
2分:失点
35分:失点
44分:失点

【(C) KMSK Deinze】

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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