ステディーな天本ハルカ プロアマ大会で大感激
天本 ハルカ 【JLPGA】
5戦してトップ10フィニッシュが4回。天本ハルカ、24年の目標は、「ステディーな選手になる」だ。まさに、もっかの状況は有言実行中-ということだろう。この日、プロアマ大会へ出場。ホールアウトしてきた時、すごくうれしそうだった。
「トーナメントで18ホールのプロアマを初めて、経験。ようやく、一人前になれたような気がして、すごくうれしい。加えて、石坂ゴルフ倶楽部の新田元大さんと同組でプレーできたおかげで、コースのさまざまな特性などを本当に、細かくレクチャーしていただきました。とても得をした気分。忘れられない一日になった。ご縁がある試合です。ありがとうございます」と、喜びが全身からあふれ出ているかのようだ。
当然のように調子も上昇。「前週はピンチを少なく、ボギーを減らすことがテーマでした。ずっとガマンをしていたら最終日は15、16番でバーディーが。また、3日間の各日、アンダーパーをマークすることができた。私の感覚として、ショットがまとまってきたような気がします」と、手応えを言葉にした。
となれば、念願のツアー初優勝も現実になってくる。「すべて攻撃的に行くのではない。メリハリをしっかりつける。あとはパッティングを決めれば(優勝が)来てくれるのかなぁ。ピンポイントで打つ。距離感をより意識します」と、自らへ言い聞かせるかのように話していた。
スタッツをみると、もっか堂々の1位。ステディーな人の出番である。(青木 政司)
天本 ハルカ 【Photo:Atsushi Tomura/Getty Images】
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