3月29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第1回戦は、4対1で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは3回表、水野達稀選手の三塁打、奈良間大己選手の四球で無死1、3塁から、田宮裕涼選手の適時打で1点を先制。なおも相手の野選で無死満塁とし、スティーブンソン選手の併殺打の間に1点を追加した。

　5回表には奈良間選手の安打、田宮選手の犠打で1死2塁から、松本剛選手が適時三塁打を放ち、6回表にはレイエス選手に来日初本塁打が生まれ、スコアは4対0に。

　先発の伊藤大海投手は、走者を背負いながらも要所を締める投球を披露。6回101球4安打1四球9奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。7回以降はマーフィー投手、金村尚真投手がそれぞれ3者凡退でつなぐ。

　4点リードのまま迎えた9回表、田中正義投手が連打と暴投で無死1、3塁のピンチを招き、安田尚憲選手の犠飛で1失点。なおも1死2塁とピンチが続いたが、後続を2人で抑え、4対1で試合は終了した。

　北海道日本ハムは、2019年以来5年ぶりの開幕戦勝利。投げては6安打1失点、打っては9安打4得点で白星をつかんだ。敗れた千葉ロッテは、先発の小島和哉投手が5回89球5安打2四球4奪三振3失点。打線は好機を生かせず、1得点に終わった。藤岡裕大選手は2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ００２０１１０００ ４
ロ ００００００００１ １

日 ○伊藤大海-マーフィー-金村尚真-田中正義
ロ ●小島和哉-国吉佑樹-横山陸人-鈴木昭汰