福岡「九州プロレス杯」は4日目へ 予選突破ならずも127期の小川竜太朗に注目!
【(C)BOATRACE 小川竜太朗】
2007年秋に設立されたプロレスのNPO法人は「九州ば元気にするバイ!」を合言葉に、試合を始め、青少年の健全育成や人材育成など多岐にわたり社会活動を進めている。
試合はほぼ毎週。17名ほどの個性光るプロレスラーのリングは人々を勇気づけるばかりか、地域に根ざした施設への訪問は今年1月に2,000回を達成。人々の暮らしに寄り添う団体として広く認知されている。
ボートレース福岡の30日(土)は、その「九州プロレス杯」の4日目。
終盤3個レースでは準優勝戦が行われるが、見どころはそれだけではない。
【(C)BOATRACE 小川竜太朗(左)】
得意な4コースが想定されるのは1R。昨年11月からの約5カ月間で4コースは1着率12.5%をマークしている。
また、後半9Rは1号艇。イン戦濃厚とみていいだろう。同期間のイン1着率50.0%に期待したい。
高校時代は野球部に所属し白球を追っていた小川竜太朗に転機が訪れたのは高校3年の夏休み。進学が決まっていたが、たまたまテレビでボートレースを見たことがきっかけでレーサーを志すことに…。
野球で鍛えた身体は筋骨隆々で70㎏をゆうに超していたが、食事量を減らし、ジムに通い、走って、サウナにも入るなどし1カ月で20㎏の減量に成功。試験2回目で養成所に合格している。初勝利は2020年11月デビューの約2カ月後。同期一番乗りだった。
今節の福岡ではまだ1着がないものの、2着2本としている小川竜太朗。鋭い踏み込みでレースの主導権を握る可能性にかけたい福岡4日目である。
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