【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第26節|- ホームで痛恨の今季初連敗- Francs Borains戦|2-3敗戦

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

リーグ戦も残り5試合となったこの試合、デインズは下位に低迷するフラン・ボランをホームに迎えた。先週アウェイでRFCリエージュに0-1の悔しい敗戦を喫しており、自動昇格圏確保へ向け落とせない一戦であった。

しかし開始早々の7分、フラン・ボランが早くも先制する。右サイドへ流れたボールを受けたMFが中央へクロスを送ると、ニアでFWがヘディングですらし、左サイドに走り込んだMFが詰め、デインズにとっては思わぬ失点。さらに14分、左サイドを突破すると、中央でボールを受けたFWがゴール左隅に流し込み、早くも2-0と苦しい展開となる。

昇格争いのプレッシャーからか、その後もなかなかペースを掴めないデインズだったが、29分に左サイドで獲得したフリーキックから反撃。キャプテンのMFガエタン・ヘンドリックスが中央へ送り込んだボールにエースFWレナート・メルテンスがヘディングで合わせ、1点を返す。

【(C) KMSK Deinze】

1-2で迎えた後半だったが、試合が落ち着かずこれといったチャンスもない中試合が進行すると、77分に右サイドからのクロスの流れから中央で受けたMFがゴール右隅にシュートを叩き込み、デインズは痛恨の失点で1-3とされる。90分には途中出場の元U-20ドイツ代表エミリオ・ケーラーがこぼれ球を詰めて1点を返すのが精一杯。終了間際にはDFクリストフ・ヤンセンスが退場し、後味の悪い形で試合終了となった。今季初の連敗となったデインズは自動昇格圏の2位から、昇格プレーオフ進出圏の3位へと後退。次節は現地時間3月30日(土)20時、昇格争いのライバルでもあり、隣町で因縁の関係性であるズルテ・ワレヘムとの注目のダービーマッチとなる。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ゴンサロ・アルメナラ、アンドレアス・スペゲラエレ、ケネス・シューマンス、クリストフ・ヤンセンス
MF:テオ・キンテロ、ガエタン・ヘンドリックス、ファン・ラントショート、アレッシオ・スターレンス
FW:レナート・メルテンス、スレイマネ・アン

ベンチ入り
ウィリアム・ドュトワ、ローラン・レモワン、デニス・プリチネンコ、ハイメ・シエラ、ユリ・シュリベルス、マルセリーノ・フェルディナン、エミリオ・ケーラー、ママドゥ・コネ、ディラン・デ・ベルデル

途中出場
46分:ディラン・デ・ベルデル(Out:スレイマネ・アン)
65分:ハイメ・シエラ(Out:ゴンサロ・アルメナラ)
67分:エミリオ・ケーラー(Out:ファン・ラントショート)
85分:ユリ・シュリベルス(Out:アレッシオ・スターレンス)

得点
7分:失点
14分:失点
29分:レナート・メルテンス(今季9点目)
77分:失点
90分:エミリオ・ケーラー(今季2点目)

【(C) KMSK Deinze】

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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