【徳島ヴォルティス】第4節水戸戦に向けて~跳ね返す~

徳島ヴォルティス
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【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

「この大変な時期を乗り越えていけるのは自分達にしかできない」(ルヴァンカップ長野戦後・柿谷選手)

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水曜日におこなわれたルヴァンカップ1回戦、ここまで出場機会の少なかった選手たちが積極的なプレーを見せた。「この試合に懸けていました。絶対に結果を残してリーグ戦や苦しいチームを勝たせようという強い思いを持ってピッチに入りました」(中野選手)。前半にリードを許し、1人少ない状況で迎えた後半も、ギラギラと、前へ前へと果敢に仕掛けて、躍動感のある攻撃でゴールに迫った。スタメンで出場し、プロデビューを果たした髙田優選手は「自分の武器や特徴を出せた部分はあった」と手応えを得ながらも「悔しい気持ちの方が大きいです」と結果に結び付けられなかった想いをにじませた。

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長野戦の翌日はリカバリー組とトレーニング組に分かれて練習。中2日でのアウェイ連戦と準備期間は短いが、秋田戦から24日の仙台戦まで5連戦と試合が続いていく。「改善の余地しかないのでやるしかない」(玄選手)「ヴォルティスは必ずいい方向になると信じて全力でやっている」(柿谷選手)という言葉の通り、ここで下を向いている時間はない。

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今節はアウェイで水戸ホーリーホックと対戦。水戸はここまで公式戦1勝3敗だが、ロースコアの試合が多く、失点数は3と守備の安定感が見られる。濱崎芳己監督が昨季に続きチームを率いるが、選手は新加入選手が16名と大幅に入れ替わっている。「ここまでの試合を見るといろいろな策を講じてきている」(吉田監督)と、勢いを持って仕掛けてくる相手に対して、マイボールの時間を増やし、自分たちのリズムを作ることが重要だ。

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しかし「自分たちの持っている力をすべて出さないと簡単には勝てない」(杉森選手)ことは、ここまでの試合で選手たちが一番感じているだろう。ここまでリーグ戦3試合に出場し、攻撃を引っ張る髙田颯也選手は「先に点を取ることも大事ですが、点を取られることもあると思う。その後盛り返す力が今の自分たちには必要」と話し、「苦しい状況ですけど、監督、選手、スタッフ一丸となって、良い結果に絶対持っていくしかない。それが応援してくださる方々にできることだと思う」とプレーする責任感を口にする。

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プロ3年目を迎え、今季副キャプテンを務める玄選手、森選手も「申し訳ない気持ちはみんな抱えています。結果で証明したいなと思います」(玄選手)、「どんな形であれ点取って勝つことが、今の自分たちに一番必要なこと」(森選手)と勝利への執念を見せることを誓った。

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ここから這い上がっていくために、今季初勝利を全員で掴み取ろう。現地で、DAZNで共に戦いましょう。
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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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