能登半島地震の被災地でクラブ生ら40人が復旧支援
能登半島地震の被災地でクラブ生ら40人が復旧支援
廃棄物の仮置き場には、まだ新品のような家具も運ばれ、学生はやるせなさを感じたという 【大阪体育大学】
一行は羽咋市の国立能登青少年交流の家を拠点に、5、6日は七尾市、7日は志賀町で活動にあたった。
志賀町の海岸には津波で多数の漂着物が。学生が総出で片づけ、地元の区長さんから感謝の言葉をいただいた 【大阪体育大学】
被災者から多くの感謝の言葉をいただき、ミーティングなどでは学生から「感謝されることで自分たちの活動の意義を再確認した」という意見が多数上がった。
また、志賀町では海岸の漂着物を片付けて地元の区長さんに感謝された。
志賀町ボランティアセンターでは、ボードがボランティアたちのメッセージで埋まっていた。大体大からもエール 【大阪体育大学】
硬式野球部の中村龍一さん(体育学部4年、京都府立鴨沂<おうき>高校出身)は「被災地は高齢者の方が多く、大きな家財道具などを運べずに手が付けられなくて困られていました。『後は自分たちで片付けることができる。本当にありがとう』と言ってもらえました。しかし、被災地に行って、復興には長い年月がかかることが分かりました」と話している。
七尾市の仮置き場で廃棄物を仕分ける学生 【大阪体育大学】
中山社会貢献センター長は「40人もの大人数での支援活動は私たちが活動していた期間では見当たらず、感謝の言葉をいただきました。復興支援に対するニーズは時間の経過とともに変化していきます。今後も被災地のニーズを探りながら、いずれは仮設住宅でのサロン活動や健康支援などの支援活動も考えていきたい」と話している。
支援に向かうバスの車内で、志賀町災害ボランティアセンターの所長から感謝の言葉をいただいた 【大阪体育大学】
活動拠点とした国立能登青少年交流の家のスタッフに別れを告げる。県内各地で活動するボランティアの拠点となっていた 【大阪体育大学】
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