【KMSKデインズ】ベルギー2部リーグ第24節|後藤啓介選手擁するRSCAフューチャーズに勝利し単独首位浮上!|4-1勝利

KMSKデインズ
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【(C) KMSK Deinze】

今シーズンも残り7試合と終盤戦に入り、悲願の昇格に向けて重要な試合が続くデインズ。今冬にジュビロ磐田から加入した長身FW後藤啓介選手を擁するアンデルレヒトのセカンドチームであるRSCAフューチャーズとのホームでの一戦に、前節負傷で途中交代したDFデニス・プリチネンコと累積警告により出場停止のMFテオ・キンテロの中核の2選手の代わりに、ユースから今年昇格したスピードが武器のDFアンドレアス・スペゲラエレと、冬の移籍市場で加入したスペイン人MFハイメ・シエラが先発出場となった。

デインズは試合開始早々から攻勢に出ると、前半5分に早速コーナーキックからDFケネス・シューマンスのヘディングで先制。16分にはMFアレッシオ・スターレンスのクロスから中央で待ち構えたFWレナート・メルテンスがヘディングで合わせ、早くも試合を2-0とする。その後、若いタレントを多数擁するRSCAフューチャーズが反撃に出るも、デインズ守護神GKナチョ・ミラスのファインセーブなどもありゴールを割らせない。

【(C) KMSK Deinze】

すると37分、左サイドからMFファン・ラントショートがクロスを供給すると、中でFWレナート・メルテンスが胸トラップから強烈なボレーシュートを叩き込み3-0。前回の対戦でもハットトリックを達成したエースFWが2点目を決め、試合を優勢に進める。後半開始後も勢いを止めないデインズは、初先発で攻守に好パフォーマンスを見せるMFハイメ・シエラが中盤でボールを奪うと、MFアレッシオ・スターレンスがショートカウンターで前線に走るFWスレイマネ・アンにスルーパス。GKとの1対1を難なく制したアンが追加点を奪う。

61分、DFケネス・シューマンスがビルドアップのミスでボールを奪われ、RSCAフューチャーズFW後藤啓介選手にゴールを奪われる。後藤啓介選手は今冬加入後8試合で3得点1アシストと順調な滑り出しとなっている。ミスから1失点したものの、その後は危なげない試合運びを見せたデインズが4-1で完勝し、力の差を見せつけた。この試合後の他チームの結果を受け、デインズはついに単独首位に浮上。次節は現地時間3月10日19時15分、アウェイでRFCリエージュと対戦する。

【(C) KMSK Deinze】

先発出場
GK:ナチョ・ミラス
DF:ゴンサロ・アルメナラ、アンドレアス・スペゲラエレ、ケネス・シューマンス、クリストフ・ヤンセンス
MF:ハイメ・シエラ、ガエタン・ヘンドリックス、ファン・ラントショート、アレッシオ・スターレンス
FW:レナート・メルテンス、スレイマネ・アン

ベンチ入り
ウィリアム・ドュトワ、サフディン・モハメッド、ユリ・シュリベルス、マルセリーノ・フェルディナン、ギヨーム・デ・シュライバー、エミリオ・ケーラー、ママドゥ・コネ、スヴェン・ブラーケン、ディラン・デ・ベルデル

途中出場
76分:ママドゥ・コネ(Out:レナート・メルテンス)
76分:ギヨーム・デ・シュライバー(Out:アレッシオ・スターレンス)
84分:マルセリーノ・フェルディナン(Out:ファン・ラントショート)
84分:ユリ・シュリベルス(Out:ゴンサロ・アルメナラ)
90+1分:ディラン・デ・ベルデル(Out:スレイマネ・アン)

得点
5分:ケネス・シューマンス(今季2点目)
16分:レナート・メルテンス(今季7点目)
37分:レナート・メルテンス(今季8点目)
51分:スレイマネ・アン(今季5点目)
61分:失点(後藤啓介)

【(C) KMSK Deinze】

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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