【神戸スティーラーズ NTTリーグワン2023-24第8節に向けて】 満員の花園で完成度の高い神戸ラグビーを披露し勝利を

チーム・協会

トヨタVのNO8は南アフリカ代表のピーターステフ・デュトイ。さらにオールブラックスのSHアーロン・スミス、SOボーデン・バレットも。写真はトヨタVとの対戦を「半端なく楽しみ」と話し、気合十分のFLアーディ・サベア。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

リコーブラックラムズ東京との雨中の激戦を制し、4勝目を挙げて6位に浮上したコベルコ神戸スティーラーズは、同じく4勝3敗勝ち点19、得失点差で5位につけるトヨタヴェルブリッツと対戦する。今シーズン、トヨタVにはSHアーロン・スミス、SOボーデン・バレットというオールブラックスのHB団が加入し、国内外から耳目を集める。また、FWには日本代表主将のFL姫野 和樹、南アフリカ代表のNO8ピーターステフ・デュトイと強力な選手がずらりと並ぶ。第7節を終え、3位が5勝、4位から7位までが4勝と拮抗している。決勝トーナメントに進出できるトップ4入りに向けて、チームは残り全ての試合で勝利するとひとつになっている。絶対にこの試合は落とすことができない。デイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチのもとで強化してきたフィットネス&フィジカルを発揮し、キックオフからノーサイドの瞬間まで集中力高く神戸ラグビーをやり切り、負けられない一戦を勝利で飾る。(取材日:2024年3月1日)

入団5年目。今シーズン全試合に出場し、先発はBL東京戦以来。寡黙でおとなしいキャラクターだが、試合では闘争心むき出しで激しいプレーを見せると誓う。スクラムの安定だけでなく、強みでもあるフィールドプレーでも活躍が期待される。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

PR髙尾 時流
トヨタVのスクラムは、マイボール、相手ボールにかかわらずプレッシャーをかけてくるという印象です。チームのスクラムは開幕から安定感を増してきていますので、フロントローとしてそこは負けたくありません。また、今シーズン、個人的にはブレイクダウンで激しさを出すことにフォーカスしています。今節はブレイクダウンでいかに相手を上回ることができるのかがポイントになってきます。トヨタVには能力の高い選手が多いので、彼らにブレイクダウンで仕事をさせないようにしないと。FW全員で激しくプレーしていき、フィジカルバトルに勝って、Steel Matesの前で5勝目を挙げたいと思います。

これまでの7試合はリザーブでの出場となり、トヨタV戦が今季初スタメンとなる。もともとはロックだが、フランカーでプレーするようになって4年目。日本人離れした強靭な肉体を駆使し、トヨタV自慢の強力FWとのフィジカルバトルに真っ向勝負を挑む! 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL今村 陽良
これまでの7試合は途中出場でしたが、短い時間ながらも今シーズン強化してきたディフェンス力は見せることができています。特にタックルミスが少なくなり、しっかり止めることができています。チームとしても周りと連携し、いいディフェンスができているので、今節もそこはしっかり出していきたいと思います。個人としては、今シーズン初先発となります。高校時代から憧れであったアーディ(・サベア)とこれまでよりも長くプレーできることも楽しみですし、トヨタVには大学の同期や先輩も多いので、チームとして負けたくない気持ちが強いです。勝って順位を上げることができるよう頑張ります。

前節BR東京戦で今シーズン初先発出場し、ベテランらしく落ち着いたプレーを披露。ただ、雨ということもあり、本来のボールを動かすラグビーができなかったと話す。今節は神戸らしいボールを動かすラグビーで勝利を飾りたいと意気込む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SH日和佐 篤
これまでのトヨタVはフィジカルが強く、能力の高い選手が多いのですが、それぞれが個々でプレーしていて、指揮者がいなかったという印象でした。それが今シーズン、スミス選手、バレット選手というオールブラックスのHB団という良い指揮者が加わり、ゲームをうまくコントロールしています。特に同じポジションのスミス選手は、パスは上手いのはもちろんのこと、自分でも仕掛けてきますし、キックも蹴ってくる。それにディフェンス力もあります。僕は持ち味であるテンポの速い球出しで攻撃のリズムを作り、HB団を組むブリン(・ガットランド)と一緒にチームを勝ちに導いていけるようしたいと思います。

第6節横浜E戦では意表をつくランから2本のトライをマーク。持ち味である精度の高いキックで得点を重ね、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。ちなみに、ハイランダーズ時代にチームメイトだったSHアーロン・スミスとはプライベートでも仲が良いとか。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SOブリン・ガットランド
2016年と2017年にワールドラグビー年間最優秀選手賞を受賞したバレット選手に対してチャレンジできることも楽しみですし、ハイランダーズ時代にチームメイトだったスミス選手と対戦できることに胸が躍ります。試合については、トヨタVには体が大きくて才能ある選手が多く、フィジカルなゲームが予想されます。我々も激しくプレーし、パワー勝負で負けないようにしないと。司令塔としては陣地を取って、敵陣で戦い続けることができるようにしていきたい。そして、チャンスが来た時にはしっかり取り切れるようにしていきたいと思います。トヨタV戦に向けて良い準備はできています。ゲームプランを信じて、80分間通して精度高く神戸ラグビーをやり切れば、結果はついてきます。Steel Matesの前で勝利し、喜びを分ち合えるようにしたいと思います。
3月3日(日)14:30KICK OFF  NTTリーグワン2023-24第8節
場所:東大阪市花園ラグビー場
■トヨタV戦登録メンバー
1髙尾 時流
2松岡 賢太
3具 智元
4ワイサケ・ララトゥブア
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
6今村 陽良
7アーディ・サベア
8ティエナン・コストリー
9日和佐 篤
10ブリン・ガットランド
11松永 貫汰
12ナニ・ラウマペ
13李 承信
14山下 楽平(共同キャプテン)
15山中 亮平
16北出 卓也
17山本 幸輝
18山下 裕史
19ジェラード・カウリートゥイオティ
20橋本 皓
21小畑 健太郎
22マイケル・リトル
23ラファエレ ティモシー
※神戸スティーラーズガールズフェスタと称して先着3000名の女性来場者にガールズユニフォームをプレゼントします!

【コベルコ神戸スティーラーズ】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

兵庫県と神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント