セレッソ大阪【J1リーグ第2節 C大阪vs.鹿島アントラーズ】開幕戦で得た自信を確信に変えるべく、今季初勝利を目指し、敵地カシマに乗り込む

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【CEREZO OSAKA】

2024シーズンの開幕を告げた前節のFC東京戦から中6日。セレッソ大阪は敵地に乗り込み、鹿島アントラーズとの明治安田J1第2節に挑む。「開幕戦で得た自信を確信に変える」(小菊昭雄監督)ためにも、是が非でも勝利が欲しい一戦だ。

最終的なスコアは2-2で終わった開幕戦だが、内容的には今後に期待の持てる中身を披露したセレッソ。小菊監督が指揮を執り始めて4年目、積み上げてきた攻守に新たな戦力を加え、試行錯誤してきたキャンプの成果を十分に発揮したと言える。特に昨シーズン終盤の内容も踏まえ、今季高めていきたいテーマの一つだった攻撃は、「それなりに形もできて、チャンスも演出できた」と田中駿汰も振り返ったように、シンプルにスペースを狙う速攻と、しっかり後ろからつないで背後を取る遅攻、サイドと中央もうまく使い分け、2得点以外にも決定機を多く作れたことは収穫だ。今節は、相手の守備における強度もさらに上がった中での戦いとなるが、「立ち位置をしっかり取った上で、自分たちが攻撃の時は数的優位を作って相手に的を絞らせないようにすること。相手のボランチを動かして、幅を使いながらやっていくこと」(田中)を意識しつつ、左のカピシャーバ、右のルーカス フェルナンデスと毎熊晟矢も効果的に使って迫力ある攻撃を繰り出していきたい。その一方で、2失点を喫した守備については、個々の寄せや、チームとしての連動した守備にやや課題も残しただけに、今週1週間の取り組みを今節のピッチに反映させたい。

【CEREZO OSAKA】

かつて2014シーズンにセレッソでも指揮を執ったランコ ポポヴィッチ監督が今季は率いる鹿島は、開幕戦では敵地で名古屋グランパスに3-0で勝利。新加入のクロアチア国籍FW、アレクサンダル チャヴリッチが1得点1アシストと鮮烈なJデビューを果たせば、守備でも相手に枠内シュートをほぼ打たせずシャットアウト。多彩なセットプレーも印象に残った。「全員が同じ方向を向いて、攻守にまとまっている」(小菊監督)、「勝ち方を分かっている堅いチーム」(田中)。監督、選手それぞれが相手の印象をこのように語るなど、セレッソとしても、簡単に勝てる相手ではない。攻守における戦術的な要素もしっかりと発揮した上で、小菊監督が今節、最も重要な点として挙げた「1対1、セカンドボール、球際のバトル」で負けないことが重要だ。

【CEREZO OSAKA】

昨シーズン、鹿島とのアウェイゲームは、上位争いも佳境に入ってきたシーズン終盤に行われ、セレッソが押し気味に試合を進めながらも0-1で敗れる悔しさを味わった。今季の目標達成へ向け、乗り越えるべき壁の一つが今節と言える。「全員が90分間アラートに、交代選手も含めて18人全員で戦わないと勝点3は持ち帰れない。しっかりとバトンをつないで全員の力で鹿島に勝ちたいと思います」。試合前日、指揮官も力強い言葉を残した。開幕戦でチームに芽生えた自信をより膨らませるべく、チーム一丸で今季初勝利を掴み取りたい。
(文=小田尚史)昨シーズン、鹿島とのアウェイゲームは、上位争いも佳境に入ってきたシーズン終盤に行われ、セレッソが押し気味に試合を進めながらも0-1で敗れる悔しさを味わった。今季の目標達成へ向け、乗り越えるべき壁の一つが今節と言える。「全員が90分間アラートに、交代選手も含めて18人全員で戦わないと勝点3は持ち帰れない。しっかりとバトンをつないで全員の力で鹿島に勝ちたいと思います」。試合前日、指揮官も力強い言葉を残した。開幕戦でチームに芽生えた自信をより膨らませるべく、チーム一丸で今季初勝利を掴み取りたい。
(文=小田尚史)
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