レアル・ソシエダを下し21年ぶりコパ・デル・レイ決勝へ! PK戦までもつれた大激戦を制す【RCDマジョルカ】
3週間前に本拠地ソン・モイシュで行われた1stレグはスコアレスドローで折り返していたマジョルカ。レアル・ソシエダとは先々週末にラ・リーガでもホームで対戦して1-2で敗れていたが、500人のアウェイサポーターとともに乗り込んだアノエタで快挙を成し遂げたい。
両チーム無得点で前半を終えようとしていたところで、アントニオ・ライージョがハンドを取られてPKを与えてしまう。だがブライス・メンデスの甘いシュートをGKドミニク・グレイフが見事にストップし、絶体絶命のピンチをしのぎきった。
そして後半立ち上がりには待望の先制ゴールがマジョルカに生まれる。左サイドの深い位置でボールを受けたハウメ・コスタが大きくクロスを入れ、ゴール前を横切ったボールに逆サイドから飛び込んだジョバンニ・ゴンサレスが鮮やかなヘディング弾を叩き込んだ。
ここで再びグレイフがヒーローとなり、先頭キッカーを務めたオヤルサバルのキックを見事にセーブ。その後は両チーム全員が決め続け、マジョルカの5人目セルジ・ダルデルが勝利を決める最後の一撃を突き刺した。
マジョルカは過去唯一の優勝を飾った2003年以来となるコパ決勝進出。21年ぶり2度目の優勝を狙う最終決戦では、アトレティコ・マドリードまたはアスレティック・ビルバオと対戦することになる。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ