【リーグ第27節 ウェステルロー戦】 伊藤選手の先制弾を守りきり、100周年記念試合で勝利！
アンデルレヒト戦から中5日。STVVは、ホームにウェステルローを迎えベルギーリーグ27節に臨んだ。スタメンは1人変更。藤田選手に変えて伊藤選手が入った。前日の2024年2月23日にクラブ創設100周年を迎えたSTVV。試合前にはクラブの歴史を振り返る映像の投影や、ファンによるティフォの演出が行われ、クラブの記念日を祝う大切な一戦を勝利で飾りたいという思いが、スタジアム全体に共有された。
前半最初の決定機はSTVV。3分、ヴァンウェセマール選手が右サイドを駆け上がりゴール前にクロスを上げると、走り込んできたコイタ選手がヘディングで合わせるも惜しくも枠の外に。その後も10分、13分とコイタ選手が立て続けにシュートを放ち、ゴールに迫る。ボールを保持し攻撃を仕掛けていくSTVVだったが、34分、立て続けにシュートを打たれピンチも、DFの体を張った守備と鈴木選手のファインセーブでゴールを守り切った。その後、37分に先制。ステウカース選手、コイタ選手と繋ぎペナルティエリア前で伊藤選手がボールを受けると、ゴールキーパーの頭上を抜く鮮やかなループシュートでネットを揺らした。そのままリードを守り抜き、1-0で前半終了となった。
後半は拮抗した試合展開となり、なかなか決定機が作れない時間が続く。71分、やや遠い位置からのFKをコイタ選手が直接狙うも、ここはDFにあたりコーナーキックとなる。82分、ステウカース選手からのスルーパスから藤田選手が抜け出してシュートを放つが、ポストに嫌われ、追加点ならず。88分には、右サイドのクロスからシュートを打たれるも鈴木選手のセーブとスメット選手のカバーリングで防いだ。このまま伊藤選手の1点を守り切り、1-0で試合終了。1万人のファンが詰めかけた記念すべき試合を勝利で終えた。今季のリーグ戦も残り3試合。最後までPO1進出の可能性を残すべく、連勝を狙いたい。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ