【神戸スティーラーズ NTTリーグワン2023-24第7節に向けて】 神戸Sのリーグ戦が再開!今後の戦いに勢いをもたらす勝利を
男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿に参加し、日本代表への思いをさらに強くしたNO8ティエナン・コストリーと(左)、明治大学の同期でライバルであるBR東京の主将、武井 日向とのリーグワン初対戦を楽しみにしていると話すHO松岡 賢太(右)。 【コベルコ神戸スティーラーズ】
今節で激突するBR東京は、惜敗もあり、1勝5敗と結果は出ていないが、高いディフェンス力を誇り、失点が少ないチームだ。また、日本代表として活躍したLOアマト・ファカタヴァを筆頭にフィジカルの強さ、激しさには定評があり、BKにはウェールズ代表29キャップのCTBハドレー・パークスやリーグワン初年度にブレイクを果たし、今シーズンはこれまでボールキャリー回数104でリーグトップのアイザック・ルーカスといった面々も。現在、3勝3敗の神戸Sにとって今節は勝ち越しをかけた一戦だ。昨季は21-46で敗れた相手との大事な戦いに、これまでの6試合では後半から途中出場し攻撃のテンポアップを図り、チームにエナジーを与えてきたベテランSH日和佐 篤が先発に起用された。さらにリザーブには、強気なアタックが持ち味のSH小畑 健太郎が今シーズン初のメンバー入り。キックオフからノーサイドの瞬間までエンジン全開で神戸のアタッキングラグビーをやり切り、今後に勢いをもたらす勝利を目指す。(取材日:2024年2月23日)
昨シーズンの対戦では武井が怪我により戦線離脱していたこともあり、この対戦で初めてフィールドで明治大学の同期が顔を合わすことになる。ライバルとの対戦に気合いが入る。 【コベルコ神戸スティーラーズ】
武井選手には大学時代、ポジションを取られていたこともあり、リーグワンで対戦できる日を心待ちにしていました。またBR東京には、武井選手だけでなく、今節には出場していないですが、ほかにも大学の同期が2人います。神戸スティーラーズに入り、ここから勝負だと思っていたので、チームとしても個人としても負けたくない気持ちが強いですし、昨シーズンの対戦で敗れているので尚更です。
BR東京は、ディフェンス力が高く、失点の少ないチームです。そういう相手に対し、神戸スティーラーズは我慢強くアタックして相手を崩していきたい。特に今シーズンはチームとしてフィットネスを鍛えてきました。それを思う存分発揮し、グラウンドを走り回って、精度の高いラグビーをしてスコアしたいと思います。個人的には、これまで5試合の先発を含む全試合に出場し、フィットネスやリアクションの速さなど今シーズン強化してきたところは出すことができているのですが、もっとチームにインパクトを与えるプレーを見せたいと思っていて…。セットプレーだけでなく、持ち味であるランやスピード、タックルといったフィールドプレーで存在感を発揮したい。そういうプレーを今節、たくさん見せて、チームの勝利に貢献したいと思います。
IPU環太平洋大学に入学を決めた時から日本代表を目指していたという。課題に感じているというディフェンス力とフィジカルをさらに強化し、エディー・ジョーンズ日本代表HCにアピールすると誓っていた。 【コベルコ神戸スティーラーズ】
2日間という短い期間ですが、男子15人制トレーニングスコッド福岡合宿に参加し、リーチ(マイケル)さん(BL東京)をはじめ、多くの選手と話すことができ、刺激をもらいました。今後のリーグワンの戦いでも、これまで以上に強みであるスピードやボールキャリーでチームに貢献し、代表スコッドに入れるようにしていきたいと思います。今節は、福岡合宿を経験してから最初の試合になります。BR東京は、トイメンとなるNO8ネイサン・ヒューズ選手に、日本代表のアマト・ファカタヴァ選手といった体の大きなボールキャリアがいます。そういう選手に対し良いディフェンスをして前進を食い止め、逆に神戸スティーラーズがアタックする機会を増やしていき、そこで自分の強みを出してスコアに繋げられるようにしていきたいと思います。
今年5月に37歳になるベテランSHは、ブロンコテスト(持久力を測定するテスト)で自己ベスト更新。チーム1、2位を争う数字を残すなど、衰え知らず。テンポの良い球捌きと豊富な経験からくる的確な状況判断で、チームを勝利に導く。 【コベルコ神戸スティーラーズ】
これまでの6試合は後半から出場し、攻撃をテンポアップして、チームにエナジーを与えるところを意識してきました。今節はスタートからの出場となりましたが、やることは変わりません。キックオフからどれだけ長い時間、神戸ラグビーをやり切ることができるのか。相手にモメンタムを渡す時間も出てくると思いますが、そこで簡単にトライを許さないように、集中力高く戦っていきたいですし、相手は特にブレイクダウンでのボールへの絡みがうまいチームです。そこでグラウンドに立つ1人1人が、コンタクトエリアで勝って、良い球出しができるようにしていかないと。試合開始から神戸のリズムで攻撃ができるよう、全員が1つ1つ目の前のプレーを大事に、精度高くやり切って、4勝目を勝ち取れるようにしていきます。
場所:駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
■BR東京戦登録メンバー
1中島 イシレリ
2松岡 賢太
3具 智元
4ワイサケ・ララトゥブア
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)※ゲームキャプテン
6サウマキ アマナキ
7アーディ・サベア
8ティエナン・コストリー
9日和佐 篤
10ブリン・ガットランド
11松永 貫汰
12ナニ・ラウマペ
13李 承信
14山下 楽平(共同キャプテン)
15山中 亮平
16北出 卓也
17髙尾 時流
18山下 裕史
19ジェラード・カウリートゥイオティ
20今村 陽良
21小畑 健太郎
22マイケル・リトル
23ラファエレ ティモシー
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